債務整理

 債務整理が失敗するとどうなる?失敗の原因と失敗しやすい人の特徴とは?

債務整理を行うと、借金返済が楽になり、借金問題の解決に大きく近づくことができます。

しかし、中には債務整理に失敗し、最終的に問題解決につながらなかったというケースも見受けられます。

債務整理に失敗すると、それまでの手続きの多くが無駄になり、解決から大きく遠のくのみならず、自己破産などの強力な手続き以外に選択肢が残されなくなることがあります。

費用をかけて弁護士や司法書士に依頼して債務整理を行うなら、失敗は絶対に避けましょう。

本記事では、債務整理が失敗した場合の影響や、その原因、債務整理に失敗しやすい人の特徴について詳しく解説していきます。

債務整理の失敗とは?失敗するとどうなるの?

債務整理失敗によるリスクとは

債務整理が上手くいかないと、いくつかの問題が生じます。

まず、手続きが頓挫すると、債務整理の効果を得られなくなります。任意整理ならば、和解が破棄になり、元金の一括返済と利息の支払いを請求をされるようになりますし、自己破産や個人再生の場合は免責の効果を受けられません。

もちろん、これまでにかかったお金や費やした時間が無駄になり、もし再度手続きをするなら追加の費用がかかります。

それだけでなく、債務整理が成功しない場合、債権者が裁判を起こす可能性があり、法的なリスクが高まります。その結果、給与や預金口座が差し押さえられる場合があります。

更に、信用情報にも悪影響が残り、将来の借り入れやローンが難しくなることがあります。

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【結論】債務整理をするからには絶対に失敗できない

債務整理に失敗すれば、お金も時間も無駄になり、結局は借金問題は解決しないまま、法的リスクばかりが増大するという悪循環に陥ることとなります。

そして、最も深刻なのは、人生を新たにスタートできなくなることです。債務整理が成功すると、借金問題が解決し、素晴らしい新しいスタートが待っていますが、失敗すると、その再スタートの機会を逃すことになります。

債務整理をするからには、絶対に失敗してはいけません。相応の覚悟と心づもりをして債務整理に臨むべきです。

債務整理失敗の原因とは

前項では、簡単に債務整理の失敗について触れました。

本項では、債務整理の手続き別に、よくある失敗例や失敗の原因について解説していきます。

1.任意整理の場合

債務整理の選択肢として、任意整理は有効な手段の一つです。債権者との交渉を通じて返済条件を緩和してもらい、毎月の支払額を減らしたり利息を免除・削減してもらうことで、借金返済の負担を軽減できるのが任意整理の特徴と言えるでしょう。


しかし、任意整理には失敗のリスクもあります。まず一つ目の原因は、返済が滞ってしまうことです。

任意整理は借金を完済するための手続きであるため、たとえ条件を緩和してもらったとしても、約束通りに返済を続けることが重要です。返済が滞れば、任意整理は失敗に終わってしまいます。

もう一つの失敗の原因は、債権者が交渉に応じないケースです。

任意整理は債権者の同意が不可欠であり、交渉が成立して初めて効力を発揮します。債権者が任意整理を受け付けない方針である場合や、借り手の返済態度に問題があった場合など、様々な理由で交渉が難航することがあります。
つまり、任意整理を成功させるためには、借り手自身が誠実に返済に取り組む姿勢を見せることと、債権者との丁寧なコミュニケーションを通じて交渉を進めていくことが肝要だと言えます。借金の状況によっては弁護士や司法書士などの専門家に相談し、交渉をサポートしてもらうのも一つの方法でしょう。

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2.個人再生の場合

個人再生もまた、借金問題を解決するための有力な選択肢の一つです。裁判所への申し立てを通じて、借金の総額を大幅に減額してもらえるのが最大の特徴と言えるでしょう。多くのケースで借金が5分の1程度まで圧縮され、中には10分の1まで減額できることもあります。
個人再生の魅力は、住宅を手放すことなく手続きを進められる点や、財産の清算があまり必要ないことです。

しかし、この手続きにも失敗のリスクが伴います。
まず一つ目の失敗の原因は、減額後の借金の支払いが滞ってしまうことです。個人再生では個人再生の根拠法令である民事再生法では、

  1. 支払いが3ヶ月に1回以上行われる分割払の方法によること
  2. 最終の支払日は再生計画認可の決定の確定の日から三年後の日が属する月内

と定められています。(民事再生法第229条第2項第1,2号

つまり、個人再生では原則として3年間以内の返済が定められているということです。ということは、たとえ大幅に借金が減っても、その支払いを継続できなければ、個人再生は失敗に終わるのです。

もう一つの原因は、そもそも借金の減額が認められないケースがあるということです。

そもそも、個人再生では、債権者の同意が不可欠です。減額に反対する債権者が過半数を占める場合や、反対者の債権額の合計が全体の過半数を超える場合は、減額は認められません。加えて、債務者が自己破産を選んだ際の債権者への配当額を下回る減額はNGというルールもあり、これを清算価値保障の原則と呼びます。つまり財産が多いほど、減額幅が小さくなるわけです。

このように、自己破産と比べて個人再生は手続き的にも難しいポイントがあり、借金減額効果も確実とは言えません。

そのため、個人再生の利用率は自己破産と比べるとかなり低くなっています。最高裁判所事務総局が発表した「令和4年度司法統計」によると、令和4年度の自己破産の受付件数は7万602件に対し、個人再生は9764件でした。

このように、対自己破産の個人再生の比率は13%程度にとどまっていますが、その背景には、個人再生の手続きの複雑さがあると考えられます。

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3.自己破産の場合

自己破産は借金問題を解決する最終手段とも言える手続きです。裁判所への申し立てを経て、所有する財産を処分し債権者に配当した後、残った借金の返済義務を免除してもらえるのが自己破産の特徴です。
法律用語では、この借金の返済義務の免除を「免責(許可)」と呼びます。どれだけ借金が残っていても、免責が認められれば返済は不要になるため、自己破産には強力な効果があると言えるでしょう。

しかし、その一方で自己破産には厳格な審査があり、失敗のリスクも伴います。特に注意が必要なのが「免責不許可事由」です。これは自己破産の効力を認めない事由を指し、破産法252条1項に詳しく定められています。

具体的には、特定の債権者にだけ返済を行ったり、闇金を利用したり、浪費やギャンブルが原因の借金だったりすると、免責が認められない可能性があります。また、破産の意思があるのにクレジットカードで現金化を繰り返したり、わざと帳簿を隠したり、債権者リストを偽造したりするのも免責不許可事由に該当します。

さらに、過去7年以内に自己破産をしていると、やはり免責は認められません。つまり、2回目以降の自己破産は審査が通りづらいと言えるでしょう。

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債務整理に失敗しやすい人の特徴・性格とは

ここまでは、債務整理が失敗する原因について、制度の面から解説をしてきました。

しかし、制度の面のみならず、個々人の事情や性格によっても、債務整理が失敗するリスクを高めます。

ここからは、どのような人が債務整理に失敗するのか、その特徴解説をしていきます。

特徴(1)|定期的な収入がない、無職

債務整理を成功させるためには、安定した収入が不可欠だと言えます。定期的な収入がなかったり、無職だったりすると、任意整理や個人再生などの手続きが失敗に終わるリスクが高まるのです。
日本弁護士連合会「2020年破産事件及び個人再生事件記録調査【報告編】」を参考にして作成した、当サイトの記事「債務者の特徴とは?破産や個人再生の統計データに基づいてご紹介します」でもご紹介した通り、破産を申し立てる方の中には、無職の割合が高いのも特徴であり、13.23%の債務者が無職と報告されています。

これは債務整理を進める上で大きな障壁となります。

特に、任意整理や個人再生では、借金を減額してもらう代わりに、その返済を約束する必要があります。しかし、収入が不安定だったり、仕事を失ったりすると、約束した返済が難しくなってしまうのです。

特に注意が必要なのが、債務整理中の転職や退職です。キャリアアップを目指すことは否定しませんが、借金を抱えている状況では、収入が減る転職はとてもリスキーだと言えます。
転職やキャリア形成は、当面の生活に困らないだけの収入や貯蓄がある人にこそ認められた選択肢なのです。

このように、債務整理は生活再建に向けた重要なステップですが、そのためには安定した収入が欠かせません。借金問題を抱えている時は、目先の利益よりも、長期的な視点で考えることが大切です。無理のない返済計画を立て、着実に実行していくことが成功への近道だと言えるでしょう。

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特徴(2)|反省がない

債務整理を成功させるためには、借金の原因を冷静に見つめ直し、真摯に反省する姿勢が欠かせません。しかし、残念ながら、この反省の欠如が債務整理の失敗につながるケースが少なくないのです。
借金をする理由は人それぞれ異なります。収入の不足、予期せぬ出費、緊急の資金需要など、様々な事情が考えられるでしょう。

しかし、借金の根本原因は「お金が足りない」ことに尽きます。

そして、お金が足りない原因は、収入が不十分であるか、収入以上の支出があるかのどちらかです。「債務整理しないで借金を完済する方法!自力での完済に必要な6つのポイント」でも解説しましたが、借金完済のためには、貯蓄に励んだり、不要な出費を抑えることが欠かせません。

何もこれは特別なことではありません。大半の人は、当たり前のこととして、想定しがたい事態に備えて日頃から貯蓄や節約をしているのです。

しかし、債務者は、収入を増やす努力も、支出を減らす工夫も怠ったまま、安易に借金に頼ってしまいます。そして、そのことを反省せずに同じ過ちを繰り返すのです。これでは、いくら債務整理をしても、また借金に頼ってしまうでしょう。

債務整理は、借金問題の解決に向けた重要なステップですが、それだけで完結するわけではありません。借金の原因を見極め、生活習慣を見直し、再発防止に努めることが何より大切なのです。

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特徴(3)|嘘を吐く

債務整理を成功させるためには、債務者の正直さが何より重要だと言えます。

しかし、残念ながら、嘘をつくことが債務整理の失敗につながるケースが少なくないのです。

先ほども述べた通り、自己破産には「免責不許可事由」という規定があり、財産を隠したり、嘘をついて借金をしたり、不当な価格で物を売ったりすると、免責が認められなくなる可能性があります。これらはいずれも、債権者を欺いて利益を得ようとする行為に他なりません。

問題なのは、このような債務者が、弁護士や司法書士にさえ平気で嘘をつくことです。

  • 支払う意思がないのに約束する
  • 入院していないのに入院しているから仕事ができないと嘘を吐く
  • 単なる無職を交通事故のせいにする

というように、嘘を重ねて人を裏切ることに何の躊躇もないのです。

そして、人を騙し、欺いて誰にも相手にされなくなったことを反省もせずに「「債務整理で人生終わり」は間違い!借金問題が深刻化する方がよっぽど怖い!」で解説した人々のように、失敗してゆくのです。

このように、嘘をつくことに慣れきってしまった債務者は、債務整理に失敗する確率が非常に高いと言えます。なぜなら、債務整理は債務者と債権者、そして専門家との信頼関係の上に成り立つものだからです。

嘘をつくことは、その信頼を根底から覆す行為です。たとえ一時的には上手くいったように見えても、いずれ必ず破綻するでしょう。債務整理は、正直に、真摯に取り組んではじめて成功への道が開けるのです。

嘘をつかず、正直に生きることは、容易なことではありません。しかし、それこそが、自分を取り戻し、周囲からの信頼を勝ち取る唯一の道だと言えるでしょう。 借金という重荷を背負った今だからこそ、真実を語る勇気を持つことが大切なのです。

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特徴(4)|自分の都合ばかり優先する

徴1~3で見てきたのは、債務者によくみられる行動ですが、これらはいずれも自分の都合ばかり優先するという、反社会的な考えがあることが原因です。

心理学では、このような問題のあるパーソナリティを「ダークトライアド」と呼んでいます。

ナルシシズム、マキャヴェリアニズム、サイコパシーという3つの性格特性の総称で、自己中心的で共感力に欠け、欺瞞的な行動を平然と行い、無責任な行動を取りがちだという特徴があります。

確かに、これらの特性は反社会的行動や犯罪行動を起こしやすい人の持つ傾向とされていますが、債務者の問題行動とも類似点が見られます。

  • 衝動的なお金の使い方
  • 計画性の欠如による借金の増加
  • 嘘をついたり借金を隠したりして債権者に損害を与える行為
  • 親族への寄生や知人からの借金の踏み倒し

など、自分の利益のためなら他人に損害を与えることを厭わない態度は、ダークトライアドの特徴と重なる部分が多いと言えるでしょう。このような債務者は、「他人を損させてでも自分の利益を優先する」という極めて利己的で無責任な考え方を持っています。

そして、そのような反社会的な態度を取り続ける限り、債務整理は決して上手くいかないでしょう。なぜなら、債務整理は債務者と債権者、そして関係者との信頼関係なくしては成り立たないからです。

自分さえよければそれでいいという考えを改め、お金の借用に伴う責任をしっかりと自覚すること。そして、他者への共感と配慮を忘れず、誠実に行動すること。それが、債務問題の解決への第一歩であり、新たな人生を歩み始めるための必須条件だと言えます。

最後に

債務整理に失敗する債務者は

  1. 自分の感情をコントロールできず、お金を使い借金を作った
  2. 自分勝手にふるまい、家族や知人、会社と金銭トラブルを起こした
  3. 上記のふるまいを自己正当化するために「仕方ない」などと言う
  4. 困ったら嘘を吐いて誤魔化す
  5. 反省がない

というような特徴があるということを説明してきました。

今の話を聞いて、

  • 「自分もそういう傾向がある……」
  • 「私、困るとすぐに嘘を吐いてしまうんです」
  • 「こんな自分では、債務整理をしても失敗するだけだ」

もしかしたら、自分にもそういった傾向があることに気づいて不安になる方もいるかもしれません。「こんな自分では、債務整理をしても失敗するだけではないか」と思うのは自然な心配です。
しかし、そう感じることができるのなら、まだ十分に立ち直るチャンスがあります。自分の問題点を認識し、反省できる心があるからこそ、不安になるのです。大切なのは、その気持ちから目を背けないことです。

では、どうすれば債務の悪循環 から抜け出せるのでしょうか?ひとつの鍵となるのが、「EQ(感情知性指数)を高める」ことです。

自分を制御する能力が成功の近道

EQとは、Emotional Intelligence Quotient(感情の知能指数)の略称で、自分や他人の感情を理解し、上手にコントロールする能力のことを指します。

借金問題に引き付けて考えるなら

  1. 欲しいものがあっても衝動的に購入しない
  2. 収入と支出を管理し、計画的な消費行動を心がける
  3. 他人を騙してお金を得たら相手がどう思うか慮る
  4. 不安や心配から目を背けず、向き合う

このような感情管理の力を身につけることが、債務問題の解決につながるのです。

そして、債務整理はまさに、感情コントロールのトレーニングの場として最適だと言えます。

借金の返済を通じて、お金の使い方や返済の方法を学び、着実に EQ を高めていく。この経験こそが、再スタートへの確かな一歩となるでしょう。

もちろん、一朝一夕でEQが身につくわけではありません。お金を大きな借り入れは、簡単に習慣は変えられるものではありません。しかし、諦めずに一歩ずつ前に進んでいけば、必ず道は開けるはずです。

借金という重荷を背負った今だからこそ、自分を見つめ直し、感情と向き合う勇気を持つことが大切です。

債務整理は、単なる借金の解決ではありません。自分自身を取り戻し、新たな人生を歩み始めるための第一歩なのです。