君塚法律事務所は、詐欺被害の回復を得意とする法律事務所です。
多くの顧客から、「担当者が親身になって相談に乗ってくれた」、「迅速な対応を取ってくれた」と、高く評価する声が上がっています。
一方で、君塚法律事務所をめぐっては、「対応が悪かった」「最低でした」というような正反対ともいえる評価が併存しているのが現状です。
そこで、本記事では、君塚法律事務所の概要や口コミ、評価が割れる理由などについて解説をしていきます。
君塚法律事務所の概要
君塚法律事務所の事務所情報
事務所名 | 君塚法律事務所 |
住所 | 〒105-0004 東京都港区新橋3-7-3 新橋フォディアビル |
電話番号 | 03-4510-7830 |
URL | https://kimizuka-law.com/ https://kimizuka-lawoffice.com/ |
君塚法律事務所の代表弁護士
氏名かな | きみづか よう |
氏名 | 君塚 洋 |
登録番号 | 50703 |
会員区分 | 弁護士 |
所属弁護士会 | 第一東京弁護士会 |
君塚 洋氏の経歴 | 出身大学:一橋大学法学部・明治大学法科大学院 経歴:生命保険会社にて組織内弁護士として勤務。その後、都内法律事務所2カ所にて勤務 |
君塚法律事務所の依頼費用
相談 | 何回でも無料 着手可能かを判断するため、相談料はいただいておりません。 |
事前調査 | 無料 事前の無料調査で詐欺かどうかを調査いたします。 |
着手金 | 2%〜(税込) ご相談後に着手可能と判断した際にお見積もりいたします。状況によって着手金の費用は異なりますので、まずはご相談ください。 |
成功報酬 | 2%〜(税込) 被害金の返金が成功した場合のみ、成功報酬が発生します。案件の内容によって成功条件は異なりますので、ご相談時に説明いたします。 |
君塚法律事務所の口コミ・評判は?
君塚法律事務所の良い口コミ・評判
君塚法律事務所の悪い口コミ・評判
君塚法律事務所の口コミ・評判まとめ
君塚法律事務所に対する評判は、良い意見と悪い意見が入り混じり、一貫した評価を下すことが難しい状況にあります。
口コミの内容を詳しく見ていくと、この事務所の対応や弁護士の態度について、大きな賛否両論があることがわかります。
担当者が親身になって相談に乗ってくれたり、迅速な対応を取ってくれたりと、高く評価する声が上がっています。
詐欺被害の回復が容易ではないことを理解させた上で、しっかりとしたサポートを提供しようとする姿勢が伺えます。
しかし他方で、弁護士の上から目線の物言いや、依頼者の事情を考慮しない押し付けがましい態度について、強い不満や批判の声も寄せられています。
お金目当ての対応や、精神的に追い込むような言動は、依頼者との信頼関係を大きく損ねかねません。
このように、君塚法律事務所をめぐっては、正反対ともいえる評価が併存しているのが現状です。
その理由としては、担当者による対応の質の差や、案件の難易度による満足度の違いなどが考えられますが、口コミの絶対数が少ないことによる偏りの可能性もあります。
いずれにせよ、君塚法律事務所に依頼するかどうかは、慎重に見極める必要があるでしょう。
君塚法律事務所への評価が分かれている理由とは?
理由1:口コミの内容にばらつきがあり、一概に評価しづらい
君塚法律事務所に対する評価は、良い意見と悪い意見が入り混じっているため、一貫した評判を把握するのが難しい状況にあります。
そのため、依頼を検討する際は慎重な判断が求められるでしょう。
評判にばらつきが生じている原因としては、複数の可能性が考えられます。
担当者によって対応の質にばらつきがあるのかもしれませんし、案件の難易度や複雑さによって、対応への満足度が左右されているのかもしれません。
また、口コミの数が少ないことで、一部の意見に偏りが生じている可能性もあります。
こうした要因を踏まえると、一部の評判だけで判断するのではなく、総合的な視点で検討することが重要だと言えるでしょう。
担当者によって対応の質にばらつきがある可能性
君塚法律事務所では、上から目線の対応があったという声も聞かれることから、担当者によって対応の質にばらつきがある可能性が示唆されています。
つまり、依頼者によって受けられるサービスの質が異なることで、案件の進捗や結果に影響を与えてしまうことがあるのかもしれません。
このような問題が生じると、事務所全体の信頼性に疑問が生じかねません。
そのため、初回相談の際には、担当者の対応をよく観察し、自分に合ったサービスが受けられるかどうか確認することが大切です。
しっかりと見極めることが求められるでしょう。
事務所の規模や体制に関する情報が不足している
君塚法律事務所については、公開されている情報だけでは、事務所の規模や具体的な体制を把握しづらいのが現状です。
大規模な案件への対応力や、複数の弁護士によるチーム体制の有無なども、明確になっていません。
事務所の規模や体制が不明確だと、複雑な案件に対する対応力があるのか不安になりますし、多数の案件を同時に扱う能力があるのかどうかもわかりません。
さらに、トラブル発生時のバックアップ体制が整っているのかどうかも不明です。
こうした点に不安を感じる場合は、初回相談の際に直接確認してみるのが賢明でしょう。
聞いてみないとわからないこともあるはずですから、遠慮なく質問してみてください。
理由2:詐欺被害の回復は非常に困難なケースが多い
国際ロマンス詐欺などの事案では、被害金の全額回収は非常に困難を極めます。
口座を凍結しても残高が少ないことが多く、暗号資産での送金の場合は取引所の追跡は可能でも詐欺師の特定は容易ではないなど、他の特殊詐欺と比べて被害回収が著しく難しいのが現状なのです。
それにもかかわらず、高額回収に成功した事例だけを強調し、多くのケースで同様の結果が得られると思わせるような表現の広告も見られます。
こうした過大広告に期待を抱いて相談・依頼した方が、結局のところ被害金を回収できず、高額な着手金の支払いだけで終わったケースなどが、悪評の原因になっているのかもしれません。
特に、ロマンス詐欺や仮想通貨詐欺の被害は、仮想通貨送金や海外送金などにより被害回復が困難な事案が多く、それらに対して「着手金を払えば返金案件を受ける」「被害回復ができる」などと誇大広告を行い、先払いの着手金を請求する弁護士事務所には十分な注意が必要です。
理由3:一部の弁護士事務所に対しては二次被害を訴える声がある
国際ロマンス詐欺などのSNS上での被害が増加する中、一部の弁護士が着手金目当てに広告を出し、二次被害を拡大させているという深刻な現状があるのです。
NHKニュースによれば、着手金を支払ったのに対応してもらえないという、いわゆる詐欺の”二次被害”とされる事例が各地で相次ぎ、東京都内の消費者窓口への相談がこの3年で3倍以上に急増しているとのことです。(参照:弁護士に着手金払うも対応されず 詐欺の“二次被害”相次ぐ)
詐欺被害の返金を弁護士に相談することは有効な手段ですが、弁護士への依頼には費用が発生するため、注意が必要です。
また、近年では弁護士の不祥事や倫理に反する行為が弁護士会でも問題視されています。
その一つが、着手金詐欺と呼ばれる問題です。
特に、ロマンス詐欺や仮想通貨詐欺の返金を取り扱うと広告・集客・勧誘を行っている弁護士事務所に目立つ行為ですが、「返金が可能」「調査を行う」などと謳い、弁護士事務所が相談者に先払いで着手金・調査料金などを支払わせ、その後に案件の進捗も遅々として進まず、返金も不可能になり、そのまま着手金倒れとなってしまうという問題なのです。
詐欺被害による金銭的損失を被っている相談者に対して、弁護士費用としての着手金・調査料金などが二次被害となっていることが弁護士会で問題になっており、注意喚起も行われているのです。
案件の解決可能性や返金成功の見込みが低いにもかかわらず、先払いで弁護士費用を支払うことには、さらなる金銭的損失のリスクがあるため、十分な注意が必要です。
また、被害回復(返金請求)が極めて困難な詐欺案件の相談に対して、誇大広告で被害回復への過度な期待を持たせることで依頼を受けているため、「着手金を支払ったのに被害回復がされない」「話が違う」といったクレームが所属弁護士会に寄せられ、懲戒処分を受ける弁護士は少なくありません。
また、弁護士費用の着手金を先払いで請求する弁護士がいることは、詐欺の二次被害を発生させているとして、社会問題化しています。
さらには、弁護士法で違法行為として禁止されている名義貸し行為により、弁護士免許を持たない人間に弁護士事務所を名乗らせて営業させるなどの事件も発生しています。
被害者を食い物にしようとする一部の弁護士事務所の存在が、悪評や悪い口コミに繋がっているのかもしれません。
君塚法律事務所の強み
詐欺被害に特化した専門性の高さ
君塚法律事務所は、詐欺被害の回復を主要業務として掲げており、詐欺案件に関する専門的な知識と経験が期待できます。
詐欺被害の回復には、法律知識だけでなく、加害者の心理や手口に関する理解も不可欠です。
詐欺分野に特化した事務所であるからこそ、そうした総合的なアプローチが可能となります。
投資詐欺や情報商材詐欺などの複雑な案件においても、豊富な知見に基づいたアドバイスを受けられる可能性が高いと言えます。
弁護士は1名のみの在籍ですが、案件を絞ることで専門性を深め、知見を蓄積していくことができるのです。
また、君塚法律事務所の口コミ情報を見ると、担当者が親身になって相談に乗ってくれるという評価が目立ちます。
詐欺被害者は、精神的にも大きなダメージを受けていることが多いため、こうした対応はとても重要であり、事務所選びの際の大切なポイントと言えるでしょう。
具体的には、法的手続きだけでなく精神的なケアも含めた総合的なサポートや、被害者の心情を理解した上での丁寧な説明、被害者の状況に応じたきめ細かな対応などが期待できるはずです。
こうした親身な対応があれば、被害回復の過程において大きな支えになることでしょう。
迅速な対応力
複数の口コミにおいて、君塚法律事務所の対応の速さが高く評価されています。
詐欺の被害回復事件に関しては、何より迅速な対応が不可欠となります。
これ以上の被害拡大を防止し、被害回復に必要な証拠を確保できる可能性が高まるため、これは非常に大きなメリットだと言えます。また、被害者からの問い合わせにも素早く返答してくれるなどの対応があれば、被害回復の可能性が大きく高まるでしょう。
何度でも無料で相談できる
多くの事務所では初回のみ相談料が無料とされていますが、君塚法律事務所は何度でも相談が無料です。
これにより、他の事務所との費用や対応の比較を行いながら、依頼をするかどうかを検討していくことができます。
相談料の心配なく、納得がいくまで相談できるのは大きな強みと言えるでしょう。
君塚法律事務所で相談可能な詐欺被害の種類
君塚法律事務所では、様々な種類の詐欺被害に関する相談に対応しているようです。 主な対応分野を見ていきましょう。
投資詐欺
投資詐欺は、高額な利益を謳って投資を勧誘し、実際には価値のない商品や存在しない投資案件に資金を投じさせる詐欺のことです。
投資詐欺の具体例としては
- 未公開株詐欺
- FX取引を装った詐欺
- 暗号資産(仮想通貨)投資詐欺
- 海外不動産投資詐欺
などが挙げられます。
君塚法律事務所では、こうした複雑な手口にも対応できる知識と経験を有しているとのことです。
ロマンス詐欺
ロマンス詐欺は、相手の恋愛感情につけこんで金銭を騙し取る詐欺犯罪の種類のひとつです。出会い系サイトやマッチングアプリを利用して異性を装った金銭要求、ポイント購入を促す詐欺、デート商法、個人情報の不正利用などが挙げられます。
- マッチングアプリで知り合い SNS型ロマンス詐欺で505万円被害 群馬・太田市の34歳男性
- 【速報】マッチングアプリ巡り約1億2000万円だまし取られる 「投資」騙る女性に送金も、電話をしたり直接会ったことは無し
- 詐欺師との出会いはマッチングアプリ ロマンス詐欺で4340万円だまし取られる 岩国市の50代講師女性
これらの詐欺では、恋愛感情を利用して金銭を搾取するため、より一層、デリケートな対応が求められます。 ロマンス詐欺に対する被害回復もできる君塚法律事務所なら、適切な法的対応を行うことができそうです。
情報商材詐欺
「初心者でも簡単に稼げる」「確実に成功できる」といった甘い言葉で勧誘し、実際には価値のない情報を高額で販売するのが、情報商材詐欺です。
情報商材詐欺の具体例としては
- 副業や投資のノウハウを謳った高額教材
- 簡単に稼げると謳ったオンラインセミナー
- 架空の成功例を用いた勧誘
- 返金保証をうたいながら実際には返金しないケース
などが挙げられます。
君塚法律事務所では、こうした詐欺商品の問題点を指摘し、適切な対応を行うことができるとのことです。
詐欺被害に遭ってしまった場合の対処法
投資詐欺や副業詐欺、国際ロマンス詐欺などの被害に遭ってしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
詐欺被害からの回復を図るためには、適切な弁護士事務所への相談と、必要に応じた債務整理の検討が重要となります。
適切な費用設定と豊富な実績を持つ弁護士事務所を選ぶ
詐欺被害の回復を弁護士に依頼する際は、費用体系が明確で適切な水準であることが大切です。
特に国際ロマンス詐欺などでは、被害金の全額回収が極めて困難なケースが多いのが実情です。
にもかかわらず、一部の事務所では過大な宣伝を行い、高額な着手金を取りながら十分な成果を上げられていないという問題があります。
このような不適切な対応が、二次被害を生み出す原因にもなっているのです。
弁護士選びのポイントは以下の2点です。
費用体系が明瞭で、適切な水準であること
詐欺被害回復の豊富な実績を有していること
着手金無料を謳う事務所も多くありますが、その場合は成功報酬が高めに設定されていることも少なくありません。
ただし、回収可能性の低い詐欺案件では、初期費用を抑えられるメリットは大きいと言えるでしょう。
実績については、弁護士の経験年数や受任件数、実際の回収額などを総合的に判断することが重要です。
誠実な事務所であれば、問い合わせに対して丁寧に回答してくれるはずです。
詐欺を受けて借金をしてしまった場合は、債務整理を検討する
副業詐欺や投資詐欺では、契約金等の名目で、その支払いのために消費者金融等から借り入れをさせるケースもあります。
そのような形でだまし取られた借金を詐欺会社から回収できれば問題はありません。
しかし、回収できなかった場合、最終的には返済の義務を負うのは被害者です。
ただ、借り入れ額が高額の場合、消費者金融等への返済は非常に難しいと言わざるを得ません。
借金額がある程度膨らんでしまったケースでは、債務整理の検討が必要となることが多いでしょう。
そのため、詐欺被害に遭い借金を背負ってしまった方は、詐欺被害回復とは別に、債務整理の相談をされることを強くおすすめします。
なお、どのくらいの借金があると債務整理をした方がいいのかについては、【必見】借金いくらくらい債務整理が必要か?金額別でご紹介しますで解説をしております。併せてご参照ください。