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債務整理

借金でお困りではありませんか?債務整理は弁護士/司法書士に相談しよう 未登録

さまざまな理由で借金をしてしまったり、病気や転職で収入が減り、返済が不安になったり、借金に悩む人は年々増加しています。

借金の額がふくらんでいくと、自分だけで解決するのはとても大変です。

かといって、家族や友人に相談もしにくい問題ですよね。

インターネットで借金の解決方法を検索して、「債務整理」について調べている人も多いのではないでしょうか。

債務整理は債務整理の専門家である弁護士や司法書士に相談、依頼をすることにより、スムーズに、且ついい結果を得られる可能性が高いです。

この記事では、なぜ債務整理の相談を弁護士や司法書士にした方がいいのか解説します。

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債務整理Q&A

債務整理を検討中、さまざまな疑問や不安が浮かんでくるのではないでしょうか?

債務整理の相談をする前に、疑問をある程度解消しておくと、相談時にもわかりやすくなりますね。

ここではよくある質問とその回答をご紹介していきます。

Q.債務整理は弁護士に依頼しないとできないの?

結論から言うと、債務整理は、自分で行うことができます。

しかし、債務整理の手続きを進めるには、関係する法令の数が多く、専門知識のないまま債権者と対峙し交渉をするのは、非常に困難です。

弁護士や司法書士がついているか否かで、交渉での対応が違ったり、弁護士や司法書士がついていないと、そもそも話合いに応じないという債権者もいたり、債務整理がうまく進まないリスクが生じます。

また、弁護士や司法書士が代理人についたと債権者に通知を送ると、債権者からの督促、取立てが止まります。

債権者からの電話やメール、業者によっては自宅に訪問などもあり、不安と恐怖で精神的に負担になっていた場合、督促や生活の取立てがなくなるだけで、平穏な生活を取り戻すことができ、冷静にこれからのことを考えることができます。

専門家は、その債務者にとって、どの債務整理の方法が最適であるか、適切に判断してくれます。

安心して債務整理をするためにも、債務整理は、弁護士・司法書士に相談、依頼することをおすすめします。

Q.債務整理を弁護士に依頼するにはどこに行けばいいの?

弁護士事務所、司法書士事務所に直接相談に行けば相談に乗ってもらえます。

まずは電話で予約をして、ゆっくり相談する時間をとりましょう。

ここ数年は、コロナ渦の影響もあり、来所せずに相談ができる事務所も増えています。

電話やメール、LINEで相談から依頼までできるので、日中は仕事があって時間が取れないという場合にも、自分のペースで相談できていいですよね。

大きな事務所であれば、もっと気軽に債務整理の相談ができるように、「借金減額診断」というツールを運用していることがあります。

借金の金額や支払の状況などを入力するだけで弁護士事務所や司法書士事務所の専門スタッフに無料相談ができるので、とても気楽ですね。

債務整理の費用に不安がある場合、一定の条件を満たせば、法テラスで立替払制度を利用することができるので、相談してみてください。

Q.債務整理を弁護士や司法書士に依頼する際に注意することは?

弁護士と司法書士では扱える金額や業務範囲に違いがあります。

司法書士が扱える金額は140万円まで(1債権者につき)です。

自分の借金の額が140万円である場合は弁護士に相談をしましょう。

また、「債務の一本化しませんか!」と謳う金融業者に相談すると、債務整理をすすめられ、弁護士を紹介された、多重債務の解決ができるというNPO法人等に相談をしたら、同じように弁護士を紹介されたなどという話をチラチラ耳にすることがあります。

形式としては弁護士が債務整理を受任するのですが、実際は弁護士資格のない者が弁護士資格をもたないにもかかわらず債務整理などの法律事務を行っている場合があり、これは「非弁提携」といわれます。

非弁提携行為は、刑事罰の対象となります。

また、そのような者による債務整理の処理は、ずさんであることが多く、費用も割高であることが多いため、このような経緯で紹介された弁護士には注意が必要です。

Q.債務整理を弁護士に依頼するメリットは?

一番のメリットは、やはり専門家である弁護士や司法書士が最善の解決策を提案してくれるという安心感を得られることです。

借金の問題は、そのこと自体が不安で仕方のないことです。

債務整理の手続きに関係する法令は、専門知識がなければ非常に難しく、思ったような結果にならないリスクもあります。

また、債権者とのやりとりも自分で行うとなるとストレスになってしまうでしょう。

法律のプロである弁護士、司法書士に任せてしまえば、そのようなリスクや煩わしいことも弁護士、司法書士がやってくれます。

最善の解決方法で、和解まで先導してくれることが専門家に依頼をするメリットです。

もうひとつ、弁護士に依頼することで、業者からの督促や取立てが止まります。

生活も精神的にも少し落ち着くので、今後について弁護士や司法書士としっかり考えていけるでしょう。

債務整理は無料で相談できる!

債務整理の相談をしたいけど、お金がかかるとなると相談もためらってしまいますね。

ここでは債務整理の相談を無料で受けられる方法や機関を紹介していきます。

①法テラス

法テラスは、日本司法支援センターという、法的なトラブルに役立つ情報、サービスなどを提供する法務省所管の準独立行政法人です。

「借金の問題についての相談先」などについての案内や、経済的に困窮したひとを対象に弁護士や司法書士が法律無料相談会などをおこなっています。

②弁護士会・司法書士会の法律相談センター

お住まいの地域に弁護士会・司法書士会が運営している法律相談センターがあれば、債務整理に関する無料相談を受け付けてくれます。

日本弁護士連合会、日本司法書士会連合会のホームページで、お住まいの地域の法律相談センターを探してみるといいでしょう。

③国民生活センター・消費生活センター

国民生活センター・消費生活センターという名称を聞いたことはありませんか?

ここでも債務整理に関する相談が無料で受けられます。

直接センターに行き、相談することも可能ですが、まずは「消費者ホットライン(電話番号:188)」に電話をして、無料相談を受けるのがおすすめです。

専門相談員が、具体的な解決策などをアドバイスしてくれます。

④自治体主催の市民のための無料法律相談

自治体によっては、その地区の住民に向け、無料の法律相談を実施していることがあります。

多くが民事全般を対象にした相談を受け付けているので、弁護士や司法書士が債務整理についての相談を聞いてくれます。

自治体の広報誌や役所の掲示板などで、開催日が確認できるので、目を通してみましょう。

⑤全国銀行協会

全国の都市銀行や地方銀行により組織されている「全国銀行協会」では、銀行業務についての苦情や、銀行カードローンの返済に関する相談窓口を設けています。

基本的には電話での相談ですが、東京と大阪には直接相談ができる相談所での相談も可能です。

⑥日本貸金業協会

すこし踏み込んだ相談までできるのが日本貸金業協会かもしれません。

「貸金業相談・紛争解決センター」という相談機関が、日本貸金業協会には設けられています。

ここでは、「多重債務に陥ってしまった」、「自転車操業状態になってしまった」などの借入についての相談や、賃金業者とのトラブルを無料で相談可能です。

借入れ状況に応じて、債務整理の方法についてのアドバイスをしてくれます。

⑦日本クレジットカウンセリング協会

日本クレジットカウンセリング協会でも債務についての相談を受け付けています。

相談機関の紹介や弁護士やカウンセリングをおこなってくれる場合もあり、任意整理ができる状況であれば、その手助けもしてくれます。

⑧弁護士・司法書士事務所

一番安心なのは弁護士や司法書士への相談です。

弁護士・司法書士事務所に出向き、直接の対面相談だけでなく、電話やオンラインでの相談に対応している事務所も増えてきています。

広告に出てくる借金減額診断も無料相談のひとつです。

弁護士や司法書士は債務整理のプロなので、借入額や収支、生活の状況などから、最適な債務整理の方法を提案してくれます。

いざ、債務整理を始めることになった際も、はじめから弁護士や司法書士に相談していれば、スムーズに依頼、手続きと進めていくことができますよ。

債務整理の無料相談は準備万端で臨もう!

さまざまな機関で無料相談ができることがわかりましたね。

債務整理の無料相談は事前に準備をしておくと、非常にスムーズです。

ここからは、どんな準備をするといいのか簡単に説明していきます。

①条件や希望は最初に伝える

債務整理の手続きには、メリットとデメリットがあります。

メリット、デメリットを理解した上で、自分が重視する条件を考えておくといいでしょう。

その条件や希望は、最初に相談しましょう。

たとえば、「絶対に自己破産はしたくない」と伝えた上で相談をすれば、自己破産を極力しないで済む方法を、一緒に考えてもらうことができます。

②相談事項を事前にまとめておく

自分がなにを聞きたいのかを明確にしておくと、聞きもれがありません。

初回のみ相談無料というところもあるので、1回の相談時間を無駄にしないようにするのがポイントです。

気になることを箇条書きにしておくといいでしょう。

③借入状況や契約の内容がわかる資料を用意する

弁護士や司法書士は現時点での債務額や借入年数、契約内容などから適切なアドバイスや提案を行います。

また、債務整理を行う場合、債権者とメインバンクが同一、または関連会社の場合、影響が出ることがあるので、確認が必要です。

そのため、手元にそれらのわかるものがあると、非常にスムーズにいい提案をもらうことができます。

用意しておくと良いもの

・金銭消費貸借契約書
・振込明細
・利用しているクレジットカードやキャッシュカード

もちろん、手元にない場合は無理に用意しなくとも、手続きの段階で調べることもできるので、神経質にならなくても大丈夫です。

④不利な事実があっても隠さず話す

当たり前のことですが、これもとても重要です。

弁護士や司法書士に債務整理の相談する時は、自分にとって不利な事実もつつみ隠さず話すようにしましょう。

たとえば「過去に自己破産をしたことがある」「借金に至った理由が浪費やギャンブルだった」など、債務整理には不利になる条件があります。

実は、これを弁護士が知らずに、そのまま債務整理をすすめると、思ったような結果にならず、失敗に終わる可能性が高まります。

弁護士や司法書士には守秘義務があるので他人に事情を知られることはありません。

言いにくい気持ちはわかりますが、不利な事実もしっかり正直に話すようにしましょう。

経験豊富な弁護士であれば、不利な事実を踏まえ、どのようにしていけばいいか、一緒に考え、アドバイスをくれますよ。

弁護士・司法書士事務所はどう選ぶか

これから無料相談を受けるひとも、すでにいくつかの弁護士・司法書士事務所に相談をしているひともいるかもしれません。

相談をしてみた事務所の中から、どのような基準で依頼する事務所を選べばいいのか悩んでしまうと思います。

自分に合った依頼先を選ぶための考え方を解説します。

債務整理の実績が豊富か

全国には、弁護士・司法書士事務所がたくさん存在します。

しかし、そのすべての事務所が債務整理の手続きが得意というわけではありません。

事務所のホームページをチェックすると、どんな手続きを得意としている事務所なのかを確認することができます。

債務整理の手続きが得意でない事務所の場合、法律の専門家とはいえ、債権者との交渉実績も少ないため、思うような結果にならない場合もあります。

債務整理を専門にしている(または得意としている)事務所であれば、交渉に慣れているだけでなく、債権者との信頼関係も築かれているため、いい条件での和解を期待できるでしょう。

債務整理に強い事務所は弁護士や司法書士だけでなく、事務員も専門知識を身に着けているので、安心して相談ができますね。

②費用は明確か

支払いに困って債務整理の手続きを始めるのに、債務整理の費用で生活が困窮してしまっては本末転倒です。

費用の内訳についての説明がわかりやすく、返済とのバランスが取れることが重要です。

費用を分割で支払える事務所も多いので、納得のいくまで相談をしておきましょう。

③相談しやすいか

相談をする際も手続きが始まってからも、不安を払拭してくれる弁護士・司法書士であることがとても大切です。

債務整理の手続きは、弁護士・司法書士事務所と二人三脚で進めていきます。

相性もあるので、相談時点で安心、信頼できる事務所であるといいでしょう。

また、土日祝日も営業していたり、夜も遅くまで営業したりしていれば、仕事が休みの日や、仕事終わりにも相談ができるので、自分のペースで相談ができます。

LINEやメールの対応が可能であれば、急な連絡もできるので、非常に便利です。

債務整理の手続きは、依頼した事務所との連絡を頻繁にとる必要があるため、このような物理的な相談のしやすさも、大事なポイントです。

④デメリットや注意事項についての説明もあるか

債務整理は借金問題を解決するのに、とても有効な手続きです。

しかし、デメリットや注意しなければいけないこともあるのも事実です。

いいことばかりではなく、デメリットや注意しなければいけないことも、しっかり説明してくれる事務所を選びましょう。

デメリットについて、きちんと説明できる事務所は、そのデメリットにたいして、どう対処したらいいのかアドバイスし、専門知識に基づいたリスク管理をしてくれるので安心です。

債務整理は弁護士・司法書士に早めに相談しよう

ひとにはなかなか話せない借金問題ですが、相談をなやんでいるその間にも、借金問題はどんどん深刻になっていきます。

ひとりで抱え込まず、相談の準備をして、できる限り早めに弁護士や司法書士に相談しましょう。

  • 記事監修者
  • 弁護士 近藤 裕之
  • 翔躍法律事務所 所属
  • 第一東京弁護士会 所属
  • ※法律問題に関するテキスト監修に限る