投資

FXなら少額でも勝てる!1万円から大金を稼ぐ方法をくわしく紹介します。

FXは、ハイリスクハイリターンな投資方法のため、始めるのに躊躇する方は多いでしょう。

また、「投資には大金が必要」「少額で始めると利益が少ない」などと誤解をしている方も少なくありません。

FXは、ハイリスクハイリターンな投資方法でありながら、少額で始められるという魅力があり、コツコツ稼いでいくことで最終的に大きな利益を得ることができます。

そこで本記事では、FXを少額で稼いでいく方法について、初心者の方でも実践しやすい内容を紹介します。

FXが少額で始められる理由

FXは、取引を行うにあたって最大25倍までのレバレッジを利かせて取引ができるため、資金以上の取引が可能です。

レバレッジとは、小さな資金で大きな取引を行うことができることで、「てこの原理」をイメージすればわかりやすいです。

たとえば10万円の資金があれば、レバレッジ25倍を利かせると250万円分の取引が可能となります。(計算式:10万円 × レバレッジ25倍 = 250万円)

また、250万円分の取引とは、ドル円140円の場合「約17,000枚」を取引することができ、1円動くと1円(100pips)動くと17,000円の利益を得ることができます。

このように、FXはレバレッジが利いていることで、資金以上の取引ができるということで資産運用以外に、投機や副業としても人気です。

少額で稼ぐための法則

FXは少額で始められると解説しましたが、少額で始める場合はいくつかの法則を守らなければいけません。

もし、その法則を無視して取引してしまうと、資金がすぐに溶けてしまう可能性があります。

そのため、少額から稼ぎたい方は以下の5つの法則を守ってください。

チャート分析でエントリーポイントを明確にする

利確と損切りの目標は事前に決めておく

エントリーロットを上げて資金効率をあげる

ナンピンはしない

ポジションの積み増しはOK

これらのポイントについて解説します。

チャート分析でエントリーポイントを明確にする

1つ目のポイントは、チャート分析でエントリーポイントを明確にすることです。

少額で取引するうえで最も重要なポイントで、エントリーポイントを厳選しないと、エントリーして間もなくロスカットされてしまいます。

そのため、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両面からチャートの状況を確認し、精度の高い予測が必要です。

エントリー時に参考とする時間足は、ポジションの保有時間によって以下のとおり異なります。

・短いスパンで繰り返し取引したい方➡5分足・15分足・1時間足

・ある程度の時間ポジションを保有したい方➡1時間足・4時間足・日足

これらの時間足から相場の流れを確認し、「押し目」で順張りするのか、「上限・下限」で逆張りするのかといった根拠をチャートから明確にしてからエントリーしましょう。

利確と損切りの目標は事前に決めておく

2つ目のポイントは、利確と損切りの目標は事前に決めておくことです。

エントリーポイントが決まれば、利確と損切りの目標も決める必要があります。

利確と損切りは、分析の結果を反映させ、エントリーしたあとは変更しないことが大切です。

利確に関しては、相場の状況次第ではポジションを長めに保有して利益を伸ばしても大丈夫ですが、損切りに関しては絶対にずらしてはいけません。

損切りをずらしてはいけない理由としては、最終的に損切りができずに資金が全損してしまう可能性があるためです。

そのため、エントリーする際は必ず利確と損切りの目標を決め、エントリー後は分析通りのトレードを行えるようにしましょう。

エントリーロットを上げて資金効率をあげる

3つ目のポイントは、エントリーロットを上げて資金効率をあげることです。

資金が少ない間は、大きな取引ができず、1万円の場合は25万円分の取引しかできません。

ドル円140円の場合は約1,700枚しか取引ができず、1円動いても1,700円の利益しかありません。

そのため、少額で取引を行う際は、エントリーの精度を上げていることを前提に高めのロットで取引をしましょう。

たとえば、1,500枚の取引で50pipsの値動きを10回取れたら、7,500円の利益で資金が約2倍になります。(計算式:1,500枚 × 50pips × 10回 = 7,500円)

そして、資金が増えるとロット数を上げることができ、さらに大きな利益を狙えるようになります。

このように、少ない資金を増やしていくために、小さな値動きを何度も取れるような取引を行うことが、資金をより早く増やせる方法です。

ナンピンはしない

4つ目のポイントは、ナンピンはしないということです。

少額の資金での取引においてナンピンはタブーです。

もしナンピンをしてしまうと、利益が出る前に全損する確率が非常に高くなります。

たとえば、資金1万円に対して5,000円の含み損がある場合にナンピンしたとします。

この場合に、ナンピンしてから25pips上がってくれると損失が相殺されて助かりますが、逆に25pips下がると全損してしまいます。

ナンピンは寿命を早めるだけ、ナンピンしなくても待っていたら損失を回避できる状況が多々あるため、損切りしない場合は必ず分析を信じて我慢強くポジションを保有しましょう。

ポジションの積み増しはOK

5つ目のポイントは、ポジションの積み増しはOKということです。

少額取引でナンピンはタブーですが、保有しているポジションが順調に利益を伸ばしている場合は積み増しができます。

積み増しとは、買いでエントリーしており、まだ上昇しそうな場合さらに買いでポジションを増やすことです。

「ナンピン」と「積み増し」の違いは、ナンピンは損失を和らげようとするためにエントリーする行為で、積み増しは利益をさらに積み上げていくためにエントリーする行為です。

積み増しをする際は、トレンドが継続する根拠を明確にする必要があり、積み増ししたタイミングで逆行してくるというリスクもありますが、これらのリスクを考えたうえでエントリーする必要があります。

万が一、最初のポジションで1万円の利益が出ていたタイミングで積み増しのエントリーをしたものの、そこから逆行してきて含み益が消えてしまった場合は「焦らず状況を見守る」か「早めに決済」をして、次の機会に備えましょう。

まとめ

ここまで、少額で利益を上げていく方法について解説してきました。

改めて少額で稼いでいくための手順を記載します。

①資金を入金する

②チャート分析を様々な角度から行う

③利確と損切りのポイントを決める

④0.15ロット程度でエントリーする

⑤50pips程度の利益を何度も稼ぐ

⑥資金が増えてきたらロット数を上げる

これらの手順で、50pipsを10回取れれば7,500円、20回取れれば15,000円の利益となり、少しずつですが資金が増えていきます。

資金が増えると、保有できるポジションが大きくなり、1pipsあたりで稼げる利益も大きくなり、さらに資金の増加速度が早くなります。

このように、資金が少ないうちは小さな利益を積み重ね、資金が増えてくるとロット数を上げるといった戦略で取引すると、着実に資金を増やしていくことができます。

FXはこのように少額からでも大金を稼ぐことができるため、少額から始めたい方は事前に守るべき法則をしっかり把握したうえで始めましょう。