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債務整理

ML司法書士事務所に依頼しても大丈夫?口コミ等も合わせて調査

債務整理で依頼や相談する司法書士事務所を探している時に、ML司法書士事務所の名前を目にしたことがある人もいると思います。

しかし、実際にどのような事務所なのか、知らないという人が多いのではないでしょうか。

今回はML司法書士事務所について、口コミ等の評判についても合わせて調査しました。

債務整理手続きをしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ML司法書士事務所とは 

まず、ML司法書士の概要についてお話ししていきます。

概要

ML司法書士事務所は、司法書士の石井孝明先生が営業している司法書士事務所です。

石井孝明先生は、神奈川県司法書士会に所属し、さらに簡易訴訟代理関連業務の認定も受けているれっきとした資格を持っている先生なので、安心して依頼ができますね。

住所は神奈川県藤沢市鵠沼海岸2丁目7-201、最寄り駅は小田急電鉄江ノ島線の鵠沼海岸駅です。

2023年に、神奈川県横浜市鶴見区で営業していたもりた法律事務所から業態変更し、今の形になりました。

そのため、司法書士事務所としてはとても新しい事務所ということになります。

ご依頼者様と共に悩み、解決に向けて考え、寄り添う司法書士でありたい、という理念のもと、日々営業されています。

債務整理を得意としている司法書士事務所

ML司法書士事務所は、債務整理手続きを主な業務として取り扱っています。

債務整理手続きとは、借金を抱えている人の中で、返済ができなくなったり、苦しくなったりした場合に取れる手続きで、これをすることにより借金の額を減らす、またはなくすことができます。

ML司法書士事務所は、法律用語などの分かりやすい説明・回答に努めること、依頼者の話を聞いて最善の解決方法を提案すること、迅速に対応し、早期着手に努めることを事務所の特色として挙げています。

債務整理手続きとなると、当然内容は法律の専門的な知識を必要とするものになります。

専門家から分かりやすく説明をしてもらえる、最善の解決方法を提案してもらえるというのは、依頼する側からすればとても安心できます。

債務整理とは?

ML司法書士事務所が取り扱っている債務整理手続きについて、詳しく説明します。

任意整理

任意整理は、債務整理の手続きの一種です。

借金の相手となっている貸金業者、もしくはクレジットカード会社に対し、借金の利息分の免除、分割回数を増やして月々の返済額を減らす、それとは逆に、まとまった金額の支払いによって残額を免除してもらい、借金の合計額を減らす等の交渉を行う手続きをすることになります。

交渉の結果、相手会社が許容でき、なおかつ債務者が支払うことのできる条件にまとまることを和解、または示談と呼びます。

和解が成立した後は、その条件の通り返済を続け、やがて完済に至ります。

債務整理手続きの中で、最も選ばれることが多いのが、この任意整理です。

任意整理のメリット

返済が楽になる

利息が減ることで、今ある借金の総額を減らす、または月々の返済額が減ることによって、返済が楽になります。

経済的にも余裕ができるので、生活の立て直しを図ることも可能です。

他の手続きにも言えることですが、手続きをするメリットで一番に挙がるのは、この「返済が楽になる」というところです。

手続きを行う債務を選べる

任意整理の場合、手続きをする債務を選び、しない債務はそのままにしておくことができます。

借金の中には、連帯保証人がいたり、担保があったり、債務整理手続きを行うことで他人や自分の財産に影響を及ぼすものがあります。

任意整理の場合、このような問題のある債務はそのままにして交渉をすることができます。

手続きをしたことによって、連帯保証人になっていた家族や知人に発覚してしまったというようなこともありません。

裁判所での手続きを必要としない

任意整理は、裁判所での手続きがない手続きです。

何故かと言うと、相手業者との交渉、和解で手続きが終了するからです。

つまり、裁判所へ提出するための書面作成の必要や、裁判所への出廷の必要もありません。

また裁判所での手続きがないため、官報に掲載されることもありません。

官報とは、国が紙面とインターネットを媒体として発行する新聞に似たもので、国により法的な手続きが行われた時に、どのような手続きがされたのかを公表するものです。

任意整理では、この官報に載ることがないので、手続きをしたことが官報を通じて家族や周囲の人に知られてしまうという可能性がありません。

個人再生

個人再生とは、再生計画を作成し、それが裁判所に許可されることにより、抱えている借金の総額を大幅に減額することができる手続きです。

再生計画とは、全ての借金の合計額を約5分の1程度減額したうえで、その額を原則3年間の分割払いにして返済するというものです。

計画通りに返済することができれば、借金の残額の返済義務は免除されます。

注意点としては、養育費や税金など、一部の債務は免除されません。

債務整理の他の手続きとの違い

大幅な減額

個人再生のメリットとして大きいのが、任意整理より減額の幅が広がるということです。

任意整理では、基本的に利息の部分は減らすことができますが、最初に借り入れた部分である元本を減額するのはできないことが多いです。

元本の減額に応じてしまえば、貸主としては元手すら返って来ない完全な損になるので、非常に応じづらいのが理由です。

しかし個人再生では、500万円以内の借金は100万円、1500万円以内の借金は5分の1というような形で、大幅に減額することができます。

裁判所での手続き

個人再生は、裁判所から再生計画の許可を得る手続きなので、裁判所に申し立てる必要があります。

そこで、任意整理の項目で説明した官報に、個人再生手続きをしたことが載ります。

しかし、官報に載ったからと言って、確実に周囲の人に発覚するのかと言うと、必ずしもそうではありません。

一般的に、官報をチェックしている人はあまり多くはありません。

家や車を手放さずに済む可能性がある

家や車について、条件が合えばではありますが、手放さずに手続きを行える可能性があります。

個人再生手続きには住宅資金特別条項というものがあり、手続きを行った際に、住宅を残すことがその人の生活を立て直すために重要であると裁判所によって判断された場合、住宅ローンだけは今まで通り支払うことが許されます。

車についても、ローンを支払い終えたものに限っては、引き上げられず手元に残しておくことができます。

自己破産

自己破産は、個人再生と同様、裁判所で行う手続きです。

裁判所から免責の許可を得ることができれば、税金、養育費、罰金などの一部の債務は残りますが、その他の債務を全てなくすことが可能です。

自己破産手続きが受理されるのには、申し立てた債務者が支払い能力のない状態であると認められなければなりません。

支払い能力がないというのは、現在所有している財産、今後得る予定の収入の全てを活用したとしても、債務を返済しきることが困難であるという状態を示します。

借金の額の大きさで判断されるのではなく、借金とその人の財産や収入の規模を比較した時に、返済の見込みがあるかどうかが判断の決め手になります。

任意整理や個人再生との違い

借金がなくなる

任意整理や個人再生の手続きをした場合は、減額されるとは言っても返済する義務そのものは残っています。

しかし、自己破産手続きの場合は、裁判所から免責許可を得ることができれば、一部の債務以外の借金の返済義務がなくなります。

これは、自己破産だけにある非常に大きなメリットになります。

一定額を超えた財産は処分される

メリットが非常に大きいため、任意整理や個人再生とは異なるデメリットも存在しています。

99万円を超える現金や、評価額が20万円を超える財産については、引き上げられ適切に処分されます。

持ち家や土地がある場合はそれらも処分の対象になり、また時価が20万円を超えている車、ブランド品も手放す必要があります。

この時、家族に知られずに財産を手放すのは難しいことが予想されるため、家族に手続きが発覚する可能性は非常に高い手続きです。

手続き中は一部職種の就業が制限される

自己破産の手続き中に限りますが、期間内には就業できない職種があります。

生命保険の外交員、旅行業者、警備員等がこれにあたります。

これらの職種に就いている人は、手続き中は仕事ができないので、転職を検討することになるかと思われます。

このように、デメリットはありますが、引き換えに借金がなくなるというとても大きいメリットがあります。

また、自己破産のデメリットについては勘違いされがちで、戸籍に破産したことが載る、年金や生活保護の受給ができなくなる、手続き後も収入を没収される等の心配をする人もいますが、これらは全て間違いです。

任意整理や個人再生をしてもなお返済の目途が立たない場合は、自己破産を検討するべきです。

ML司法書士事務所の評判は? 

ML司法書士事務所の評判はどのようなものがあるのでしょうか。

ネットで調査しました。

口コミはまだない

Google、Yahoo等のプラットフォーム、X(旧Twitter)等のSNS、口コミ掲載サイト、ネット掲示板で調査を行いましたが、ML司法書士事務所の口コミを発見することはできませんでした。

上述の通りML司法書士事務所は2023年に業態変更したばかりの事務所なので、依頼や相談をしたことのある人の数もまだ多くなく、口コミを書き込む人がいないというのも、当然のことではあります。

また、ML司法書士事務所が取り扱っている債務整理手続きは、即日終えることのできる手続きではなく、どの手続きをするにしても数か月以上の時間がかかることがほとんどです。

そのため、依頼した人の多くがおそらくまだ手続き中であり、口コミを書き込む段階にないということも考えられます。

他人の評判が全てではない

口コミがないようでは、どういう事務所か分からず不安…という人もいるかもしれません。

しかし、口コミがある事務所であっても、それはあくまで顔の見えない他人が書き込んだものである、という点を忘れないことも大切です。

どの口コミも、基本的には書き込む側に審査があるわけではありません。

つまり、実際には依頼も相談もしていない人であっても、書き込むことができてしまうということです。

また、実際に依頼や相談をしたことがある人が書いた口コミであったとしても、人によって感じ方や状況が違うことから、全てが口コミの通りというわけでもありません。

要するに、口コミではその事務所の全てを知れるわけではない、ということです。

実際にML司法書士事務所がどのような事務所か確かめるためには、実際に問い合わせをしてみるのが最も確実な方法です。

ML司法書士事務所には、問い合わせ用のダイヤルとメールフォームがあります。

債務整理をするために

最後に、債務整理手続きをする上での大切なポイントについてお話しします。

弁護士・司法書士がほぼ必須

債務整理手続きをする上で、弁護士または司法書士に依頼をしない人は稀です。

手続きを進めていく中で、借金をしている相手の会社との交渉や、裁判所とのやり取りを行うことになるため、交渉の技術や法律の知識が必要とされます。

弁護士・司法書士に依頼することにより、これらの手続きを専門家に任せることができるため、弁護士・司法書士に依頼することはほぼ必須ということになります。

たいていの人は、債務整理手続きを行うことに慣れているわけではありません。

自分だけの判断で手続きを進めると、思わぬ結果になってしまうこともあります。

債務整理手続きは、今後の生活を立て直していくうえでも非常に重要なものなので、専門家の手を借りることをお勧めします。

まずは相談を

弁護士・司法書士に依頼すると言っても、法律事務所、司法書士事務所は山のようにあります。

その中でどの事務所に依頼するべきか分からず、困ってしまうのも尤もです。

法律事務所や司法書士事務所も分野が分かれており、全てが債務整理手続きを取り扱っているわけではありません。

債務整理手続きを取り扱っている事務所を探すためには、まずは借金問題で無料相談を受け付けている事務所に相談してみましょう。

無料相談はたいていが電話やメール、LINEで受け付けているので、隙間の時間に簡単に連絡をすることができます。

専門家とはいえ人間なので、相性も重要です。

ここに関しては実際に話をしてみなければ分からないので、そういった意味でもやはり相談することが大切です。