ベリーベスト法律事務所には悪い評判・口コミが多い？低評価の原因は？

ベリーベスト法律事務所は債務整理だけでなく、交通事故、離婚・男女問題、B型肝炎訴訟、労働問題なども広範に扱う総合法律事務所として知られています。

業界では異例の急成長を遂げ、現在では国内6番目の大きさを誇る法律事務所で、弁護士数360人、従業員数792人で、国内外合わせて75拠点の営業拠点を擁しています。

しかし、google口コミでは賛否が分かれ、一部には「対応が悪い」「頼まなければよかった」といった声もあります。

そこで、この記事では、

を詳しく検証していきます。

【必見】債務整理専門の弁護士・司法書士事務所の口コミ・評判をレビュー日本には1500を越える弁護士事務所、1200を越える司法書士事務所があり、その中には、様々な分野に精通した弁護士や司法書士がいます。 この記事では、その中でも、債務整理を得意とする弁護士や司法書士事務所をピックアップし、各事務所の特色や口コミ、評判などをご紹介していきます。...

ベリーベスト法律事務所とは？

ベリーベスト法律事務所の事務所概要

ベリーベスト法律事務所の代表弁護士

ベリーベスト法律事務所の債務整理費用

債務整理の相場に関しては、以下のページをご参照ください。

債務整理の費用の相場はいくら？費用は分割払いにもできるのかを解説 相場 債務整理の依頼費用は、任意整理・個人再生・自己破産のどの手続をするかによって異なります。 ただし、費用を支払うための...

ベリーベスト法律事務所の特徴は？

対応可能業務の広さと豊富な実績

ベリーベスト法律事務所では、交通事故、男女問題、労働事件、B型肝炎訴訟などの様々な内容の相談や依頼を受け付けています。

その中でも、ベリーベスト法律事務所では債務整理にも力を入れており、多数の実績があります。

多岐にわたる業務を手がけていますが、特に債務整理を含む法律相談の経験は36万件以上と非常に豊富です。

そのため、借金問題に関する相談先として、多くの利用者に選ばれていることがわかります。

相談しやすい環境を整えている

ベリーベスト法律事務所は、全国75拠点 (2024年8月現在)の拠点を有する、大手の弁護士事務所です。

その多くの拠点からも分かるように、全国各地での面談が容易な事務所と言えます。

さらに、数々のメディアで紹介された実績があり、安心して依頼できる弁護士事務所として位置づけられています。

また、相談予約は24時間365日受け付けており、電話やメールでの問い合わせが可能です。

また、全国各地に事務所があるため、近くの拠点で対面相談も可能です。

さらに、借金減額シミュレーター（診断）も提供されており、事前に個人の借金減額の可能性を確認することもできます。

ベリーベスト法律事務所の評判は？

ベリーベスト法律事務所では、対応可能業務の広さと豊富な実績を備えてます。

また、拠点を増やし、相談窓口を増やすなどして環境を整えています。

ですが、googleのサジェストなどでは、

• 「最悪」
• 「ヤバイ」
• 「怪しい」

などのネガティブなワードが踊っています。これはいったい、なぜなのでしょうか？

ここでは、誤解の理由を解説していきます。

ベリーベスト法律事務所の口コミが賛否両論な背景

そもそも法律問題は賛否が割れやすい

まず、そもそも法律問題の解決は、賛否が割れやすいという点が挙げられます。

ここで一つ、たとえ話をしましょう。

ギリシャ神話に登場する女神テミスは、法律の精神を具現化したものと言われています。

画像でも分かる通り、目を隠し、左手に天秤を、右手に剣を持っています。

これは、

• 目を隠す＝先入観なく双方の話をきちんと聞く姿勢
• 左手の天秤＝公正の象徴
• 右手の剣＝権力の象徴

という法律や裁判に欠かせない要素を表していると言われているのです。

ただ、その結果として、天秤はどちらかに傾くということです。

つまり、当事者のどちらかが勝ったり、負けたりするということを意味します。そして、勝者と敗者に分かれるということは、そこに賛否が生まれます。

弁護士を雇って勝った人は「あそこの弁護士はいい先生だった」と言うでしょう。

ですが、負けた人は結果に不満で、怒る方もいるかもしれません。

または、負けた相手が憂さ晴らしに口コミを書きこんでいるというケースも実際にあります。

以下の口コミは、まさにそんな例です。

このように、法律事務所は争いを解決するために活動するので、嫌でも勝ち負けに関わることになります。その結果、人に恨まれやすいという性格は理解しておいた方が良いでしょう。

勝率の低い案件を受けている可能性

次に、ベリーベスト法律事務所では、勝率の低い案件であっても受けている可能性もあります。

前提として、敗訴するリスクのある裁判に手を貸したいという弁護士は多くはありません。

負けるリスクのある案件というのは長期化したり、問題解決が困難であることから、弁護士事務所の中には、最初からそのような依頼を受けていない事務所もあります。

また、法律問題とは、100%相手だけが悪いということはほとんどありません。いくらかは依頼者にも非があるというケースが大多数です。依頼者にも非があるケースでは、やはり案件の長期化や敗訴のリスクは避けられません。

例えば、判例の中には「地下鉄の駅員であった原告が、業務時間外に電車内で痴漢をしたため、略式命令により罰金を支払うこととなったことを理由に、会社から解雇された」（東京地裁平成２６年（ワ）第２７０２７号）という事件があります。

裁判所は、解雇はやり過ぎであるということを理由に不当解雇であることを認めます。ですが、痴漢をした原告には全く非がないと考える人はほとんどいないでしょう。「痴漢に力を貸すのは許せない」とお怒りになる方もいるかもしれません。

ただ、負ける確率が高い場合でも手を貸してくれる弁護士こそ、本当にいい弁護士ではないでしょうか？

実際、ベリーベスト法律事務所の場合は、どうやらこのような勝ち目の薄い案件であっても受任しているケースがあるようです。

このような他の事務所が手を差し伸べない微妙な案件であっても、弁護士が力を貸してくれるというのは良いことと言えるでしょう。

本当に対応が悪い

ここまでは、誤解が生じる原因について、解説をしてきました。

ですが、これらはあくまでほんの一例にすぎません。

場合によっては、本当に法律事務所の方に問題があるということも多々あるのです。

特に、

• 「依頼者が電話やメールで連絡を入れているのに、返信や対応がない」
• 「案件処理に時間がかかっている」
• 「事務所内での案件の引継ぎが出来ていない」

などのケースは、法律事務所の側の責任と問題と言われても仕方がないでしょう。

このように、評判はすべて事実とは限りませんが、すべてが誤解とも限らないのです。

ベリーベスト法律事務所の評判・口コミについて

ベリーベスト法律事務所の良い評判・口コミ

ベリーベスト法律事務所の悪い評判・口コミ

口コミは参考までに

最後に、口コミについての向き合い方を考えたいと思います。

上記で、賛否が分かれる理由として、依頼者側に問題があるケースや、法律事務所側に不手際があることを紹介しましたが、要は、どちらが一方的に悪いということはないということです。

そのため、評判や口コミは、参考程度までにとどめておく方がよいでしょう。