債務整理

ネットで債務整理手続が完了可能?依頼はできる?という疑問についてお答えします

スマートフォンやネット環境の整備された現代では、さまざまな手続がネットを活用して行われています。そんな中、オンラインでの債務整理について
「借金の問題を解決したいけど、ネットで債務整理できるのか?」
「オンラインで相談できるの?」

と疑問に思っている人もいるかもしれません。

実は、債務整理の手続に関しても、ネットを使った手続は多く利用されており、依頼者に事件の進捗の報告や書面の受け渡しをオンラインで行うことは多くあります。

ただし、全部の債務整理がネットだけで終わるわけではありません。
例えば、弁護士、司法書士との相談や委任契約に関しては、オンラインを活用することによりかなりの割合のことができます。

ただし、自己破産や個人再生のような手続は裁判所に行ったり書類を提出したりする必要があるため、オンラインで完結することはできない可能性が高いです。
また、債務整理を成功させるためには、自分の状況をきちんと伝えて、最適な解決策を見つけることが大切だと言えるため、直接の面談が必要な場面もあります。

この記事では、そんな疑問に答えて、ネットでの債務整理の方法や可能性を詳しく説明します。また、メリットや注意点も紹介しますので、じっくり読んでみてください。

オンラインだけで債務整理手続は完了しない?

結論を言いますと、オンラインだけで債務整理手続を最初から最後まで終わらせることはできません。

オンラインだけで債務整理手続が完了できない理由

借金を抱えている人は、借金があることを恥ずかしがって相談しづらかったり、お金を返すために夜遅くまで働いて、平日の日中に時間を取るのが難しい方もおられるでしょう。
そのため、直接事務所に債務整理の相談に行くのは、なかなか難しいことがあります。

今はコロナの影響でリモートワークが増えて、ネットで債務整理の相談に応じる事務所も増えていますし、債務整理の手続をオンラインで完結できれば、便利だとは言えます。
ただ、債務整理は複雑な手続で、お金に関わる大切な問題ですので、弁護士等の専門家と債務者は信頼関係を築いた上で手続を進めることが大切です。
十分に状況の聞き取りを行い、複雑な手続の内容を説明しなければなりません。

そのため、弁護士会や司法書士会も、債務整理事件の依頼を受ける際は、原則として、依頼者と直接面談するよう規定しています。
この様な規定は、主に以下のような理由によるとされています。

・依頼を受ける際には、債務者の意思確認を確実に行うと共に、債務者へ債務整理手続に関する説明を十分に行い、理解を促すため
・債務者のおかれた状況をきちんと把握するため

債務者へ債務整理手続に関する十分な理解を促すため

借金の問題を解決するために債務整理を依頼する場合、そもそも、どのような手続をするのか、その結果としてどんなメリットを得られるのかを理解することが大切です。
それが分からないと、依頼を進めることができません。

一方で、債務整理には借金が減るメリットがある反面、デメリットや依頼した後に気をつけるべきこともたくさんあります。

例えば、信用情報の問題や、債務整理中の新たな借り入れをしてはいけないということなどです。これらのほとんどは専門的な内容で、メールやLINEだけでは分かりにくいこともあります。
口頭で話せば、専門家は依頼者の様子や理解度を見ながら分かりやすく説明してくれます。依頼者も分からないことはすぐに質問できて、話の内容を理解しやすくなます。

これらのことから、債務整理を依頼する場合、弁護士や司法書士と直接会って話すことが大切なのです。

債務者のおかれた状況をきちんと把握するため

専門家が依頼者の借金問題を解決するためには、まず最適な債務整理の方法を選ばなければなりません。

債務整理にはいくつかの方法があります。例えば、任意整理や特定調停、自己破産、個人再生などがあります。
借金の額や返済の状況、家計状況によって、どの方法が適しているか判断する必要があるため、専門家は依頼者の詳しい状況をよく知らなければなりません。
具体的に、各借入先ごとの借金の残高や、返済状況、収入や支出、同居家族の状況など、たくさんの情報が必要です。

ネット上で拾ってきた情報には、時に勘違いや間違った情報も含まれていることもあります。そのため、専門家は依頼者と直接話すことが大切なのです。

そうすることで、依頼者の事情をしっかり理解し、最適な解決方法を見つけることができます。

ネットで債務整理手続は依頼出来る?どんな場合に認められる?

弁護士や司法書士と直接会って話すことは、状況を理解してもらったり、必要としているサポートを適切に伝えるために大切なことです。そのため、弁護士会や司法書士会は、弁護士や司法書士に直接面談を行うように義務付けています。

しかし、例外的に直接面談を実施しないで依頼を出来る場合が定められています。

ここからは、直接面談を実施しないでも依頼が出来るケースについて解説をしていきます。

事情がある場合は弁護士や司法書士への依頼は電話やビデオ通話などで代用可能

例えば、消費者金融から「1週間以内に借金を全額返さなければ訴える」と予告が届いたり、返済が遅れて取り立てに困っている場合もあります。また、闇金業者からの督促の連絡が止まらず、「すぐに助けてほしい!」というときもあるでしょう。
このような場合にまで、厳格なルールで「直接面談をしてからじゃないと依頼はできません」ということになってしまっては、依頼者にとっても都合が悪く不利益でしょう。

また、地方に在住の方で、近くにすぐ頼める専門家がいないという方もおられるでしょう。

そのような場合を想定し、弁護士会や司法書士会は直接面談の義務に例外を設けています。
つまり、急いで助けが必要な場合で、どうしてもすぐに弁護士や司法書士と直接会うことが難しいような場合は、例外的に直接会わずに依頼を受けることもやむを得ないとされています。

「妊婦で面談に行けない」
「病気で退院するまでに時間がかかる」
「仕事で遠方に赴任しており面談をすることが困難」

といった事情や、昨今のコロナウィルス等の感染症対策のために直接の面談が難しいといったことなども例外的な事情として考えられるでしょう。

ただ、この様な例外的な事情があるときも、事務員ではなく、弁護士や司法書士といった専門家と直接お電話で話す必要があるのは当然です。
また表情等をお互いに認識できるようにするためにビデオ通話等を活用するのもいいでしょう。

どうしても直接の面談ができないときは?

仕事が休めない、近くに依頼できる専門家がいない等、どうしても、弁護士や司法書士と直接会って依頼することができない事情がある場合は、どうしたらいいのでしょうか?

仕事が休めないなら、土日も受け付けている事務所に相談する

平日に時間が取れないなら、土日も相談を受け付けている専門家に依頼しましょう。
平日の遅い時間に面談を設けてくれる事務所もあります。

依頼者の中には平日は全く時間が取れない方も多くいます。依頼者の都合を考え、時間外面談に応じてくれる事務所に依頼すれば、その後も依頼者の都合に応じ、柔軟に対応してもらえるでしょう。

債務整理に強い弁護士事務所や司法書士事務所が全国対応している

このような事務所は法人化して複数の専門家がいるため、各地域での相談にも対応しやすい体制を整えています。

メールやLINE等のメッセージツールで相談を受け付け、債務整理に強い専門家が債務整理を担当することになります。

全国対応の弁護士・司法書士に依頼しても大丈夫

全国対応している事務所は、オンラインでの相談を受け付けていることが多く、これによりその後実際に依頼するかどうかを前もって判断することができます。
また、これまでに対応した案件の知識や経験が事務所内で共有されているので、マイナーな業者であっても経験があるということが考えられます。

この様な事務所に依頼するメリットとしては以下の点が挙げられます。
①オンラインで、あらかじめある程度の相談が可能
②専門家のリーガルサービスが一定以上に統一されていること
③どこに住んでいても一定水準以上のリーガルサービスが受けられること

以上から、全国対応している事務所に相談することはむしろメリットが多いと言えるでしょう。

任意整理は電話・郵送・来所なしで対応可能

「任意整理」という借金の整理方法を選ぶ時には、直接の面談がなくても、インターネットを使って大部分の手続ができることがよくあります。

任意整理は、裁判所を通さずに、弁護士や司法書士が債権者と話し合って、利息を減らしたり、毎月の返済額を減らしたりして返済計画を変更する方法です。

任意整理では、弁護士や司法書士と契約したら、彼らが債権者との手続をしてくれます。そして、手続が終ると依頼者に和解書を渡して業務が終了します。

そのため、債務整理をする弁護士や司法書士を選ぶと、相談から業務の終了まで、ほとんどの手続をインターネットで行えます。

ただし、契約をする際には、電話やビデオ通話などの、直接の面談に代わる方法で、依頼者の意向や状況をしっかり聞く必要があります。
また、債権者と合意した後には、和解書を依頼者に送るために、郵送が必要になることもあります。

そのため、相談はメールやLINEでもできるけれど、詳細な手続のためには電話が必要になることや、契約書や和解書を送るために郵送が必要になることが多いといえます。

ネットで債務整理手続を進めるメリット

場所を選ばず相談でき、来所の手間が省ける

オンライン上で債務整理を進めることのメリットの一つに、全国の弁護士や司法書士に相談できるという点が挙げられます。

弁護士や司法書士の仕事は多岐にわたります。
例えば、企業法務が得意な先生もいれば、刑事事件を専門にしている先生もいます。
司法書士も、不動産登記や商業登記を主に行う先生もいれば、債務整理が得意な先生もいます。

もちろん、通常は債務整理を専門としていない先生でも、基本的なことは知っているので、依頼はできるでしょう。ただし、本当に安心して債務整理に取り組むのなら、債務整理に特化した弁護士や司法書士を選ぶのが良いでしょう。

それでも、専門性の高い先生が身近にいるとは限りませんし、地方に住んでいるからといって、リーガルサービスの提供を受けられないというのは、ある意味で不平等といえるでしょう。

事務所に訪問して相談する際には、自宅や会社からわざわざ出向かなければならず、移動だけでも往復1~2時間程度かかることがほとんどです。それでは、休日や仕事終わりの貴重な時間が奪われてしまいますが、オンラインで対応してくれる弁護士や司法書士を選ぶことで、その不便を避けることができます。専門性の高い先生に依頼するチャンスを広げることができると言えます。

資料の共有が簡単

ネットで債務整理を進めると、資料の共有が簡単になります。

通常、債務整理の手続には多くの書類が必要ですが、ネット上で債務整理手続を進める場合、必要な書類や資料をデジタルファイルで送信できます。例えば、スキャンしたPDFファイルや写真をオンラインで提出することができます。

次に、ネット上で債務整理手続では、遠くに住む弁護士や司法書士とも簡単に資料を共有できます。そのため、遠方に住んでいても専門家とスムーズにやり取りできます。

また、ネットを介して資料を送信することで、迅速な対応が可能になります。急いで手続を進める必要がある場合でも、オンラインで素早く資料を共有できます。

最後に、意外と盲点になるメリットですが、書類を郵送する必要がないことです。これにより、紙のコピー作成や郵送手続の手間を省くことができ、資料の管理が容易になるというのは、地味ではありますが、大きなメリットです。

みなさんも、会社の資料棚に、大量にファイルが保管されているのを見たことはあるのではないでしょうか?ほとんどの場合、一生開かれることのないファイルを管理するために、時間と手間と人員をかけていると考えれば、紙での管理が思ったより不便であることはご理解いただけるでしょう。

怪我や病気、妊娠などで移動が困難な人も対応可能

本来であれば、法律事務所に直接訪れて相談や手続をしなければなりません。しかし、怪我や病気、妊娠中などで外出が難しい場合、身体の負担も増えてしまい、時間も制約されることがあります。

そんなときに役立つのが、電話やメールで相談を受け付ける事務所です。

怪我や病気で入院中の方や、妊娠中で外出が難しいといった方でも、自宅で専門家と相談することができます。それにより、身体的な負担を軽減することができます。

また、近年では、テレビ電話やビデオ通話を使ったオンライン相談も増えています。これにより、顔を見ながらリアルタイムで相談でき、より親身に対応してもらえることもあります。

さらに、事務所が提供するオンラインの面談で、来所せずに手続を進めることができます。このように、オンライン相談やネット完結の面談は、時間の節約にも役立ちます。

移動の時間を省けるため、他の予定やゆっくり休む時間を大切にすることができます。

対面での話が苦手な人に適している

人によっては、「対面で人と話すのが苦手」と感じる方もいますね。そんな方々にとって、メールやLINE等、オンラインで債務整理の相談ができる事務所は本当にありがたい存在となります。

メールやLINE相談専用の相談フォームを備えた事務所では、相談の際に「メール・LINEでの相談希望」と記載するだけで、電話連絡なしで債務整理の相談ができます。

このようなサービスは、特にコミュニケーションが苦手な方々にとって心強いものです。直接話すことなく、自分の気持ちや問題をメールやLINEに綴ることで、安心して相談できます。

また、メールやLINE相談なら自分のペースで相談内容を整理することもできます。緊張せずに、ゆっくりと思いを伝えることができるため、自分の気持ちをより正確に伝えることができます。

さらに、メールやLINE相談なら時間や場所に縛られずに相談できる点も魅力的です。忙しい日々の合間や夜遅く、自分がリラックスして相談できるタイミングを選ぶことができます。

そんな手軽で便利な相談を提供している事務所は、多くの方にとって心強い味方となっています。どんな些細なことでも気軽に相談できる環境が整っているため、安心して債務整理のステップに進むことができます。

同居家族や職場に借金を内緒する必要がある人に最適

家族に知られずに借金の問題を解決したいと考える人は多いです。そのため、オンライン上で相談を提供してくれる事務所は非常にありがたい存在で、借金の問題を家族に内緒にしたい方にとって非常に便利です。

手続の大半がオンライン上や電話などで進めることができるため、家族に知られるリスクを軽減することができます。

さらに、オンライン相談の大きなメリットは、自宅から手続を進められることです。家族や職場に知られる心配もなく、プライバシーを守りながら相談できます。加えて事務所に行く手間や面倒、精神的ストレスも避けられます。

債務整理の相談に行くために、弁護士や司法書士の事務所へ入るところを家族や会社の人、知人に見られることもないので、他の人の目を気にする必要もありません。

自宅にいては相談しにくいと感じる場合でも、騒音が気にならない静かな場所で相談できるのもオンライン相談のメリットです。

これらのメリットを上手に活用することで、借金の問題を家族に内緒にしたい方々が、スムーズに債務整理を進めることができるのです。

債務整理のオンライン相談から手続完了までの流れ

①お問い合わせ、相談日時の予約

債務整理の相談を希望される方は、まず問い合わせフォームかお電話からお申し込み下さい。事務所によっては、特別な問い合わせフォームを使って、すぐに相談の予約ができます。

大切なことは、相談の際には、何を相談したいかや悩みを詳しく伝えることです。そうすることで、適切なリーガルサポートを受けることができます。

次に、相談の日時を決めます。オンライン相談では、相談者のご都合のいい日程で相談日を決めることができます。土日祝日や夜にも相談できる事務所が多いので、忙しい方も安心して相談できます。

地方に住んでいる方や移動が難しい方にも便利なオンライン相談はたくさんの人が利用しています。相談は予約が必要ですので、事前に日程を決めておくと、スムーズに相談できます。

②相談内容のヒアリング

弁護士や司法書士に相談する前に、事務員が電話やビデオ通話で、借金の状況や依頼者の希望について、簡単なヒアリングを行う場合があります。

この際には、借りたお金の金額や、借金をしている消費者金融などについて、可能な限り詳しく教えていただくと、話がスムーズに進みます。そうすることで、相談の内容が具体的に分かり、適切なアドバイスやリーガルサポートを受けらことになります。

相談者の悩みや要望をよく聞き、よりよい解決方法を見つけるために、正確な情報を共有することが重要なのです。

また、借金の問題だけでなく、家族や会社の問題なども相談することができます。借金問題では、その根本的な原因に依頼者自身が気づいていないことも多く、相談をすることで改善方法を教えてもらえることもあります。それによって、借金の問題が解決に近づくこともあります。

オンラインでの相談は無料の場合が多いため、どんな些細なことでも相談してみてください。ただし、借金問題に特化している事務所では、他の一般的な問題については詳しいアドバイスができない場合もあります。

その場合も、他の問題に詳しい専門家を紹介してもらえないか聞いてみるのもいいでしょう。

③オンラインや電話による司法書士との面談

債務状況がある程度分かれば、面談の担当者から、弁護士や司法書士にヒアリング内容を引き継ぎます。

面談の担当者から引き継いだヒアリング内容をもとに、司法書士・弁護士はどのような債務整理手続を行うべきかを説明します。同時に、費用の具体的な金額を説明した上で、どの様な注意点や不利益が生じる恐れがあるのかなどの詳細を依頼者にお伝えします。

もちろん、不明点や理解が出来ない点がある場合には、質問をすることもできます。そして、手続や費用について十分な説明を受け、弁護士や司法書士の説明に納得した場合、そのまま依頼をすることも可能です。

なお、相談だけで借金問題が解決する場合や、納得いただけなかった場合には、依頼をしなくても全く問題ありません。

④本人確認手続

債務整理を依頼する場合は、最初にインターネット上で相談者が本当の本人であることを確認する書類を提出することになります。これは、依頼者の個人情報を守るために大切な手続です。他の人になりすましたりされることを防ぐために、しっかりと確認する必要があります。

本人確認書類は以下のようなものになります。
・運転免許証
・個人番号カード(マイナンバーカード)
・健康保険証
・パスポート
など

これらの書類を提出していただくことで、本人確認を行い、安心して正確な依頼ができるようになります。

⑤進捗報告や打ち合わせ

・捗報告

債務整理が進むと、弁護士や司法書士が定期的に進捗報告をしてくれます。

進捗報告では、どれくらい進んだか次に何をするか、各社にいくらの借金や過払い金が発生しているかが説明されます。この報告はメールや電話、その他SNS等を利用して行われることもあります。

・必要な資料の提出

債務整理には必要な書類や証拠があります。それらの資料は、依頼者から提出してもらいます。提出はメールやクラウド機能で行われることもあれば、必要な場合は郵送で送られることもあります。

・打ち合わせ

債務整理によって、減額された借金の返済を行う必要がある場合や、裁判所に出廷する必要がある場合があります。そのような手続に関する打ち合わせもありますが、電話やメール・LINEを使って行うことがよくあります。

⑥手続完了の報告

債務整理が終わった後の報告も、一部をオンラインで行うことがあります。

例えば、借金を減らすために各社と合意した時は、内容を詳しくお伝えした後上で、その合意書のデータをメールやSNSを使って送ることがあります。ただし、自己破産や個人再生など裁判所を通じて行う手続では、最終的な結果は「決定正本」という文書の形で送られます。

こういった文書はオンラインで送ることが難しいです。こういった書面については、弁護士や司法書士は結果を早く報告するために、まずデータをメールやSNSで送り、後で原本を送る対応をすることがあります。

まとめ~便利なネットでの債務整理を上手に利用しよう~

昔は債務整理をするためには、弁護士や司法書士に直接相談し、書類を提出する必要がありました。また、規定では原則として直接面談をしなければなりませんでした。

しかし、例外的な場合や遠くに住んでいる場合などは、直接面談を代わりにする方法を使うことができるようになっています。さらに、ネットの発達により、手続の一部をオンラインで行うことができるようになりました。

このようにネットを活用することで、債務整理の手続がスムーズに進み、遠くに住んでいても専門家の助けを受けることができます。

オンラインで送ることは難しい場合もありますが、専門家はデータを先に送り、後で原本を郵送する方法を取っています。

このようにネットを活用することで、債務整理の手続がスムーズに進み、遠くに住んでいても専門家の助けを受けることができます。

  • 記事監修者
  • 弁護士 近藤 裕之
  • 翔躍法律事務所 所属
  • 第一東京弁護士会 所属
  • ※法律問題に関するテキスト監修に限る