債務整理

借金450万円を自力で返済する難しさと債務整理が効く理由を解説します

借金は初めはちょっとした金額から始まることが多いですが、借りて返してを繰り返すたびに、だんだんと借金が増えていって、最終的には450万円以上にもなることがあります。

この状況になってしまうと、毎月の返済額を用意するのも大変で、借金の問題を解決するのにたくさんの時間と利息がかかってしまいます。

にもかかわらず

「今はなんとか返済が追いついているから大丈夫」

「毎月〇万円も返済しているから、将来的には完済できるだろう」

と、楽観的に考えてしまう人もいます。

ただし、実際はこのような自分での返済だけでは、問題が本当に解決しているとは限らないかもしれません。

本記事では、

「450万円の借金を自力返済することがどれだけ難しいのか」

「450万円以上の借金を自力返済する場合、どのくらいの期間がかかるのか」

について、具体的な事例と共に、自力返済での問題解決が難しいことを解説します。

また、「債務整理した場合にはどのくらい減額できるのか」、「債務整理をしていくべきだと考える理由」もあわせて解説していきます。

【必見】借金がいくらまでなら完済可能?債務整理が必要?金額別で紹介借金の返済に苦しんでいる方は多いですが、いくらくらいの借金があれば債務整理を検討した方がよいのでしょうか?借金の金額によって、おすすめの債務整理の方法も変わってきます。 本記事では、借金の金額別に自力返済が可能かどうか、債務整理が必要かどうか、それぞれの金額域でおすすめの債務整理方法をご紹介します...

借金450万円の自力返済が難しい理由とは?具体的な事例を交えて説明

結論を先に言いますと、借金450万円の自力返済はかなり難しいと言えます。

では、なぜ借金450万円を自力返済するのは難しいのでしょうか。

それは、債権者が儲けを出すための仕組みに問題があります。

ここでは、そのなかなか借金が減らないメカニズムを解説した後に、そのメカニズムのなかで自力返済をするためにはどのくらいの労力や時間がかかるかについて、詳細に解説していきます。

借金450万円の自力返済の難しさの原因とは?

最初に述べた通りですが、450万円の借金を自分で返済するのは難しいのは、お金を貸している人たち(債権者)が利益を出すための仕組みによるものです。

そのため、いくら返済しても借金がなかなか減らないのです。

債権者は、貸したお金(借金の残高)に対して一定の利率を設定して利息を取ることで利益を得ています。

この利息は、法律で定められた基準に従い、15~20%が法定の上限年利です。

そして、ほとんどのクレジットカード会社や消費者金融は、この最大の利息に近い数字を設定しています。

次に、利息の金額は、借金の残高によって決まります。

具体的には、借金の残高×(一日当たりの利息×その月の日数)という式で計算されます。

借金の残元金が大きければ大きいほど、多くの利息がかかることになります。

この、借金の元金を減らさないと、債権者に支払う利息分は減っていきません。

逆に、債権者からすれば、長期間にわたって借金残高を高額で維持して、より高い利息を得たいと考えます。

そのため、借金の残高が減らないようにするために、様々な仕組みを導入しています。

一例ですが、ほとんどの貸金業者では、最低支払額を設定しています。

一見、「最低支払額で負担を抑えてくれている」と思ってしまいそうですが、最低返済額は利息を差し引いたら、元金分はほとんど残らない金額に設定されています。

「最低支払額が15000円と言われたら、利息で12000円抜かれて、元金には3000円しか当たっていなかった……。そのため、数年間、支払いを続けたが、まったく借金が減っていなかった」ということも、起こり得るのです。

具体的な返済プラン1|返済月額が5万円の場合

450万円の借金にかかる年利が15%だった場合、利息は最大で約56,000円です。

返済額50000円では、利息全額にすら及んでおらず、このままの状況では、一生返済を続けても、借金がなくなることはありません。むしろ、毎月不足しているお金が出ているので、借金は膨らんでいく一方なのです。

元金4,500,000円
年利15%(利息制限法に基づく最大利息)
返済額50,000円
返済期間一生終わらない
支払総額(利息+元金)完済不能

具体的な返済プラン2|返済月額が6万円の場合

それでは、56000円の最大利息を上回る金額を継続的に支払い続ける場合を考えてみましょう。

このアプローチにより、元本と利息の両方を返済することになるため、いずれ完済する可能性があります。

ただ、単に支払いを継続するだけでは、450万円の借金を返済するには非常に長い期間が必要であることを考慮しておくべきです。

このケースでは、毎月60000円を支払っていますが、その内訳として56000円が利息として差し引かれます。

従って、実際に元本に充てられるのは4000円です。毎月60000円を支払っていても、初めの数千円だけが元本の減少に充てられるのです。

さらに不利なことに、毎月60000円の返済を継続しても、450万円の債務残高をはらいおえるには、約19年の年月が必要です。

その間に支払う利息の総額は約890万円にも上ります。

450万円の借金を完済するために、1340万円もの支払いが必要となるのです。

元金4,500,000円
年利15%(利息制限法に基づく最大利息)
返済額60,000円
返済期間約19年
取られる利息の総額890万円
支払総額(利息+元金)1340万円

具体的な返済プラン3|返済月額が8万円の場合

それでは、支払額を大幅に増やし、毎月80000円を返済する場合を考えてみましょう。

この方法では、利息の額を大きく上回る金額を支払うため、借金の元金は減少します。

そのため、約8年ほどで完済を目指すことが可能であり、利息の総額も約330万円ほどに減少するでしょう。

ただし、このアプローチを成功させるには、「8年間、毎月80000円を返済し、新たに借金をしない」という条件を守る必要があります。

新たに借り入れを行ってしまうと、借金の元本は元に戻り、利息の負担も変わりません。

そもそも、お金を借りる理由は人それぞれ異なりますが、その根本的な要因は皆同じです。

お金が不足しているために借り入れを続け、その結果、借金が増えてしまうというのが、残酷な事実です。

こうした状況で、「8年間にわたって80000円もの金額を毎月確保し続けることが可能だ」と考えるのは、あまり現実的ではないと言えるのではないでしょうか。

元金4,500,000円
年利15%(利息制限法に基づく最大利息)
返済額80,000円
返済期間8年
取られる利息の総額330万円
支払総額(利息+元金)780万円

【結論】借金450万円の自力返済はかなり難しい

・借金450万円が減らないのは、借金のメカニズムが問題

借金は、借りたお金(元金)に利息を付して返済するが、利息が高く、貸金業者は最低返済額を定めるなどして、なるべく元金が減らさないような仕組みを構築している

・借金450万円を自力返済する場合、返済原資が少ないと全く借金が減らない

借金を減らそうと思うと、60000円を越える多額の返済資金を長期間に渡って準備しなければならず、さらに、新たな借り入れをしてしまうと、借入残高が増えてしまい返済が遅れる

結論ですが、借金450万円を手助けなしに返済するのは、非常に難しいと言わざるを得ません。では、借金問題を解決するためにはどうすればいいのでしょうか?

一つの方法として、債務整理を利用することが考えられます。

債務整理は借金450万円の借金問題の解決に効果的

債務整理は、法律を使って借金を整理し、減額したり返済を楽にしたりする方法です。

債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」などがあります。

これらを合わせて債務整理と呼んでいます。

各手続きは違う条件や特徴を持っており、どれが自分に合うかを選ぶことが大切で、それぞれの方法には利点と欠点があるので、自分に合った方法を選ぶことが大切になります。

そのために、まずはそれぞれの方法の内容を詳しく説明します。

任意整理|利息を削減して返済プランを再検討

「任意整理」という手続きは、債務整理の中で最もよく使われる方法です。

任意整理は、弁護士や司法書士を介して、債権者と話し合い、利息を減らしてもらったり、返済を少額に変更してもらうことを合意して、毎月の返済がしやすいようにする手続きです。

借金450万円を任意整理した場合、以下のような返済プランが考えられます。

元金4,500,000円
利息0%
返済額5.4~12.5万(返済期間により変動)
返済期間3~7年程度
取られる利息の総額0円
返済総額4,500,000円

返済の期間や金額については、債権者との話し合いによって決まりますが、一般的には3年から5年の範囲で返済する計画が多いです。

ただし、具体的な取引履歴や条件によっては、5年以上の長期間で返済するプランも選択肢に入ります。

また、返済額は借金を返済期間で均等に分割した金額です。

例えば、450万円の借金を3年間で返済する場合、毎回の返済額は約12.5万円です。

5年間なら約7.5万円、7年間なら約5.4万円といった具合です。

特に注目していただきたいのは、利息、返済期間、返済額です。

自力で返済するよりも、はるかに短い期間と小さな返済額で、借金完済が実現できる点が魅力的です。

例えば、自力返済で450万円の借金を5年で返済する場合、返済プランは以下のようになります

元金4,500,000円
利息15%
返済額105,000円
返済期間5年
取られる利息の総額約200万円
返済総額6,500,000円

それに対して、任意整理して5年で返済する場合、毎月の返済額は40000円も下げられるのです。

また、「具体的な返済プラン3|返済月額が8万円の場合」では、約8年の返済期間が必要と言いましたが、任意整理で8年での返済が認められた場合

元金4,500,000円
利息0%
返済額47,000円
返済期間8年
取られる利息の総額0円
返済総額4,500,000円

となります。自力返済をした場合と期間は同等ですが、返済額は大幅に減少しているのが分かります。

つまり、任意整理をすることで返済の負担を大きく軽減できるのです。

個人再生|大幅な借金の減額が可能

「個人再生」は、債務整理の一つで、裁判所に申し立てて借金を大幅に削減し、その残った借金を原則3年で分割して返済する手続きです。

個人再生は、ほとんどの人で借金額が5分の1程度に、最大10分の1まで減額できるのが、最大の強みです。(なお、5分の1した金額が100万円を下回った場合、返済するべき金額は100万円になります。)

また、個人再生は自己破産と共通する面もありますが、いくつか違いがあります。

例えば、自宅を所有している場合、自己破産では住宅を売却する必要があることがありますが、個人再生の場合は特定の条件を満たすと住宅を保持できることがあります。

また、自己破産ではギャンブルや浪費が原因の借金は免責されないことがある一方、個人再生ではこの点があまり問題になりません。

職業や資格に制約もかかりません。

450万円の借金を個人再生した場合、以下のような返済プランになる可能性があります。

元金1,000,000円
利息0%
返済額2.8万円
返済期間3年
取られる利息の総額0円
返済総額1,000,000円

自己破産|借金全額の支払い義務が免除される

自己破産とは、特別な許可を得て、借金を返済する必要がなくなる手続きです。

裁判所から「免責決定」を受ければ、税金や養育費などの「非免責債権」を除き、すべての借金が消えます。

ただし、自己破産には留意すべき点があります。

それは、返済が難しいことを裁判所に認めてもらうために、さまざまな書類を用意したり、一定価値以上の財産を売却しなければならないことです。

また、自己破産を申し立てる際には、手続き費用がかかることもあります。

通常は2,3万円程度ですが、住宅や車、高価な品物を持つ場合、20万円程度の管財事件の費用を支払う必要があります。

しかし、自己破産が認められれば、借金は免除されます。

処分された財産や裁判所に支払う申し立て費用を除けば、支払いはする必要がありませんし、当然、利息もかかりません。

さらに、手続きにかかる期間も通常1~2年程度で、自力返済と比べて圧倒的に短いです。

この点は大きな利点と言えるでしょう。

元金0円(処分された財産、破産の費用を除く)
利息0%
返済額0円
手続き期間裁判所の許可が下りるまで、1~2年程度
取られる利息の総額0円
返済総額0円(処分された財産、破産の費用を除く)

債務整理は自力返済よりも効率的

まとめると、債務整理は、自力返済に比べて効率的であり、迅速に借金問題を解決できる手段です。

自力返済では、借金の元金に加えて高額な利息を支払わなければならず、返済には長期間かかることが多いです。

しかし、債務整理では借金の一部が減額されたり、利息が免除されたりすることで、支払額が軽減されます。

これにより、返済負担が軽くなり、短期間で借金問題を解決できる可能性が高まります。

総じて、債務整理は借金問題を迅速かつ効果的に解決する手段であり、自力返済に比べて負担を減らし、短期間で新たなスタートを切ることができる選択肢と言えるでしょう。

 自力返済任意整理個人再生自己破産
返済するお金・元金 ・利息元金のみであることが多い減額された元金免責許可が下りれば支払不要
返済期間完済まで3~5年程度が一般的原則3年1~2年(手続期間)
裁判所の手続不要不要必要必要
元金の減額不可能ほとんどない可能可能

借金450万円の債務整理に適した手続きはどれ?選び方は?

450万円を超える借金がある場合、債務整理を選ぶ方が自力返済よりも有益であることをこれまで説明してきました。

では、どのように手続きを選ぶべきかについて考えてみましょう。

手続き選びのポイント

①任意整理を選ぶ際には、毎月どれだけの金額を返済に充てることができるかを明確にする必要がある

②450万円の借金がある場合、任意整理をしても返済可能な金額を捻出することが難しいことが多く、自己破産や個人再生を選択する方が適しているケースが多い

③特殊な事情や状況によっては、自己破産や個人再生を選べないこともあるため、任意整理も検討の余地がある

任意整理の場合、月に7.5万円以上の支払いが必要かも

借金の返済方法を考える際、通常は任意整理が先に浮かぶかもしれません。

しかし、借金額が相当な場合、任意整理が最善の選択肢とは限りません。

要するに、高額な借金に対しては、任意整理が必ずしもベストな解決策とは限らないということです。

任意整理は元本の返済を目的としており、450万円といった大きな借金を返済するためには相応の返済原資が必要です。

さらに、返済の期間によっては、自力返済を行うよりも返済額が増えてしまう可能性もあります。

もちろん、過去の取引履歴や条件によっては返済の負担を軽減できることもありますが、それにも限界が存在します。

例えば、450万円の借金の場合、少なくとも7.5万円以上の返済額を見込む必要があります。

そこで、「毎月7.5万円を5年間続けて支払う自信がない」と感じるのであれば、個人再生や自己破産といった手続きを選択することが適切であることが多いと言えます。

借金450万円を超えるケースでは個人再生と自己破産がおすすめ

返済の負担や返済額などを考慮した場合、法的整理の方が適切であることが多いと言っていいでしょう。

個人再生を選ぶと、返済総額が最大で100万円まで減額され、更に、毎月の返済額を30000円以下に抑えることができます。

一方、借金450万円を自己破産する場合はどうなるのでしょうか。

自己破産は、借金の返済義務が完全に消えます。

要するに、自己破産が認められれば、借金はゼロになります。当然、返済義務もありません。(ただし、裁判所への申し立て費用を除く)

もし450万円の借金を任意整理する場合、月々の返済額は最大で約12.5万円、現実的な目安として、7.5万円程度になることをご理解いただけたかと思います。

しかしながら、毎月7.5万円以上の返済は多くの人にとってハードルが高いかもしれません。

そのため、借入額が年収を上回っているか、毎月の返済を継続する自信がない場合は、個人再生や自己破産の検討がおすすめです。

特別な事情があれば、任意整理の検討も一考の価値あり

ただし、自己破産や個人再生には

・自己破産には職業制限がある

・法的整理をすると、保証人に請求が行く

・ローンが残っている車などは、引き揚げの対象になる

・同居家族の協力を得る必要がある

などのデメリットが存在します。

「車や住宅を手放して、ゼロから再スタートする」

「家族に借金があることを正直に言おう」

「保証人である親戚には打ち明け、協力を得られるから、やむを得ない」

「職業制限は会社に相談して、対策を考えてもらおう」

と気持ちが固められるなら法的整理の方が良いでしょう。

ですが、

「以前に借金がバレたときに、妻から『今回は許すが、次にやったら離婚だ』と言われており、家族にはどうしても借金があることを言えない」

「保証人である親戚にはどうしても迷惑が掛けられない」

「借金があることを会社にバレるわけにはいかない」

といったご事情は、個々人ごとにあると思います。

そのような場合は、法的整理を選ばず、任意整理を選ぶことも考えられます。

任意整理であれば、裁判所を利用しない手続きであることから、家族や会社にバレることは基本的にはありませんし、職業制限もありません。

また、カーローンや保証人が付いている借金を任意整理の対象外に出来ます。

ただし、返済の面では法的整理よりも負担が大きくなることがほとんどですし、返済期間も法的整理よりは長くなる傾向にあります。

そのため、メリットとデメリットを十分に吟味して、手続きを選ぶことが重要となります。

借金450万円を債務整理をすれば時間とお金の両方が節約できる

借金450万円は、平均的な日本人男性にとってはかなりの高額で、債務整理をする方が良いと言えます。

一般に「年収の3分の1を越える借金をしている人は、債務整理等を検討した方が良い」「借入額が年収を越えているなら自己破産などの法的整理を考える方が良い」と言われています。

そして、日本人の男性の年収の中央値は418万円という統計があります。

〔出典〕:国税庁:民間給与実態統計調査,2021.・厚生労働省:令和3年賃金構造基本統計調査,2021.

このことからも分かるように、借金450万円は、自力返済するのはかなり大変だと言えるでしょう。

もちろん、「自分の作った借金なのだから、自分で責任を持って返済したい」と考えるのは立派です。

ですが、自力で借金を返そうと思うと、「具体的な返済プラン3|返済月額が8万円の場合」で述べたとおり、返済期間は約8年、利息は330万円程度もかかります。

時間もお金もあきらめなくてはならなくなるのです。

この8年間は、本業に打ち込んで残業や休日出勤をして収入を増やさなければならず、足りない分は休みの日にも副業や短期バイトをしてお金を稼ぐ努力をする必要もあります。

生活を切り詰めて、少しの贅沢もせずに家計を管理する必要が生じることだってあり得ます。

債務整理をすることで、本来支払わなければならない利息の分が、丸々手元に残ったら何ができるでしょうか。2023/8/23現在の価格ですが、一例を挙げます。

iPhone 14 Pro約150,000円
14インチと16インチMacBook Pro約300,000円
新車の国産車(軽)約100~200万円
賃貸住宅の契約の初期費用約200,000~300,000円
高級ブランドのジャケット200,000~500,000円
K4テレビ(55型)150000~200000円程度

御覧の通り、お金を無駄にしていなければ、家電や家具、新車などを現金一括払いで手に入れることも可能です。

ほかにも、支払額が削減されれば、無理な残業や休日出勤をして収入を増やそうと奮闘する日々から解放され、時間的にも余裕が生まれます。

月々の返済額が減れば、たとえば家族や友人との良い食事やレジャーを楽しむことも可能になるでしょう。

債務整理を通じて、時とお金の節約が可能です。

そして何よりも、借金に関する問題が解決されるという大きな利益を得られます。

まとめ

・借金450万円の自力返済には、多額の返済金と期間を必要とするため、かなり難しい

・借金問題解決のためには、債務整理を選ぶのがベスト

・借金が450万円を越えているのであれば、まずは自己破産や個人再生を考えるべき

・ただ、家族や会社、財産といった特別の理由があれば、任意整理も一幸の余地がある

・債務整理をすることで時間とお金を節約し、効率的に借金問題を解決につなげられる

  • 記事監修者
  • 弁護士 近藤 裕之
  • 翔躍法律事務所 所属
  • 第一東京弁護士会 所属
  • ※法律問題に関するテキスト監修に限る