「司法書士メディア」は、
一般社団法人債務整理メディア協会が運営しているウェブサイトで、
金融に関する知識を発信するコンテンツが掲載されています。
このサイトでは、借金の返済にお困りの方に向けた債務整理に関する情報発信を行っています。
今回は、この記事では、「司法書士メディア」の運営者情報や、特徴を紹介していきます。
「司法書士メディア」について
まずは、司法書士メディアの概要についてです。
司法書士メディアの公式ウェブサイトは、金融に関する知識や、債務整理に関するお役立ち情報を分かりやすく発信しています。
債務整理に関する情報をメインにコンテンツを作成しているようです。
司法書士メディアは現在は休止中
サイトの中には、「トピックス」や「新着お知らせ」を掲載するスペースもありますが、現在はどちらも更新されておらず、情報は特にありません。
サイト内には、
- 「債務整理」
- 「個人再生」
- 「自己破産」
- 「任意整理」
- 「サイトマップ」
- 「お問い合わせ」
がカテゴリーとして掲載されています。
ですが、いずれのテキストにもリンク先のアドレスが貼られていない状態になっています。
また、債務整理コラム内の文章である
- 「債務整理の案内所」
- 「債務整理おすすめ」
- 「借金減額シミュレーター」
の3つのテキストにはリンク先のアドレスが貼られていたようです。
こちらも、現在はどのテキストを押しても、アクセスしようとしたページは見つかりませんでしたと表示されてしまいます。
金融コラム内の文章でも、リンク先のアドレスが貼られたテキストが3つあります。
- 「ファイナンスの案内所」
- 「無職借入」
- 「おまとめローン審査甘い」
このうち、リンク先に飛ぶことができるのは「おまとめローン審査甘い」のみで、「ファイナンスの案内所」「無職借入」については、テキストを押しても、アクセスしようとしたページは見つかりませんでしたと表示されます。
このことから、現在は司法書士メディアは休止中であり、新たな記事を更新していない状態であると思われます。
運営情報
商号又は名称 | 一般社団法人債務整理メディア協会 |
商号又は名称(読み仮名) | サイムセイリメディアキョウカイ |
法人番号 | 8011105010487 |
会社法人等番号 | 0111-05-010487 |
登記所 | 東京法務局新宿出張所 |
法人種別 | その他の設立登記法人 |
郵便番号 | 160-0022 |
国内所在地 | 東京都新宿区新宿6丁目27番29-714号 |
法人番号指定年月日 | 2022年12月22日 |
一般社団法人債務整理メディア協会と同一住所には3社の法人が存在しています。
- 「一般社団法人おまとめローンメディア協会」
- 「一般社団法人wifiおすすめ協会」
- 「一般社団法人カードローンメディア協会」
があります。
このうち、一般社団法人おまとめローンメディア協会は「KanaManey(カナマネー)」という金融系や債務整理のコンテンツを作成するウェブサイトを運営しています。
主な特徴
ここからは、司法書士メディアの特徴についてご紹介します。
「司法書士メディア」は、借金の返済にお困りの方や、債務整理をお考えの方に向けたウェブサイトです。
債務整理について
借金問題についての悩みを解決するために「債務整理の案内所」というサイトの運営をしていたり、債務整理におすすめの事務所の紹介をする記事のリンクが貼られています。
また、借金の返済を少しでも楽にしたいと考えている方で、司法書士や弁護士に債務整理の相談することに対する不安がある方もいるでしょう。
そういう方には「借金減額シミュレーター」を利用するのがオススメです。
特に、「債務整理の案内所」では、借金減額シミュレーターを安全に利用するための情報なども知ることができるのでとても便利です。
金融リテラシーの向上
また、金融リテラシーの向上に向け、「ファイナンスの案内所」も公開されていました。
こちらは、お金を借りたいとお考えの方に向けたコンテンツの内容になっており、審査が甘い金融機関の紹介や、個人間融資に関する注意喚起の記事などが掲載されています。
「司法書士メディア」でわかること
先に書いた通り、現在リンク先のアドレスへ飛べるのは「おまとめローン審査甘い」というテキストのみになっています。
そのため、司法書士メディアで現在わかることはおまとめローンに関する情報のみになっています。
ですが、複数の金融業者から借入をしているひとは、毎月の返済が苦しくなってしまったり、返済日や返済額の管理ができない状態になることもあるかと思います。
そんなときにおまとめローンを利用することができれば便利です。
おまとめローンの審査が甘い金融機関
結論から言うと、審査が甘いおまとめローンというものはありません。
といいますのも、おまとめローンは、借入限度額が大きく、借金の返済に行き詰った方が利用することが多いため、通常のカードローンよりも審査が厳しいと考えられます。
審査基準となるポイントが5つ紹介されています。
(1)申込者に返済能力があるか
まず、おまとめローンを利用するためには、「継続的に安定した収入を得ているか」「収支のバランスが整っているか」ということが重要です。
例えば、パートやアルバイトよりも正社員で働いている方が、安定した収入で返済能力が高いと判断されます。
ただし、借入額が多少高額だったとしても、収入と返済額のバランスがとれていれば、返済能力に問題はないと判断される可能性が高いです。
(2)勤務年数が長いほど有利
次に、勤務年数の問題ですが、この点については、長ければ長いほど良いと言えます。
反対に、1年未満の勤務年数では「安定した収入を得ていない」と判断されることが多いです。
なぜなら、勤務年数が短いと、すぐに離職をして収入を得られなくなる可能性があると考えられるからで、勤務年数が長い人が優遇されるのは、それだけ生活基盤が安定していると判断されやすいためです。
もちろん、勤務年数だけで判断されることはありませんが、可能であれば、1年以上は同じ勤務先で働いてから、おまとめローンの審査に申込みをしたほうがいいでしょう。
(3)代わりに返済できる身内がいると有利になる可能性がある
三つ目に、契約者本人の収入が途絶えてしまった際に、代わりに返済ができるひとがいるのかどうかもひとつのポイントになります。
ただ、おまとめローンの申込欄で保証人の項目がない場合は、代わりに払えるひとがいることをアピールできません。
そこで、「同居家族の有無」が重要になります。
つまり、同居家族がいる場合は、一時的に返済を補うことができる家族がいると判断されやすくなり、審査に有利に働く可能性があります。
(4)信用情報に傷がついていないか
ただし注意が必要な点として、おまとめローンもお金の貸付であるということです。
お金の貸し付けの際には、必ず金融機関の審査が必要になります。
そして、おまとめローンなどのローンの審査では、信用情報機関に登録されている申込者の履歴を確認するため、信用情報に事故情報(異動情報)があるとマイナスになってしまいます。
例えば、借金の滞納履歴があり、信用情報に傷がついている方は、おまとめローンの審査に落ちやすい状態になってしまうのです。
そのため、
- 「借金の滞納をする前に審査を受ける」
- 「滞納歴がある場合、滞納を解消し、数か月の期間を置く」
などの対応が必要となることには、注意しましょう。
(5)債務整理をした記録が残っていないか
法的に借金の問題を解決するための手段が債務整理です。
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
といった方法がありますが、いずれの手続を行った場合でも、信用情報機関に債務整理を行った記録が5~10年残ります。
この記録が残っている間は、クレジットカードやローンの審査は基本的に通りません。
消費者金融系で審査通過率の高いおまとめローン
消費者金融系で審査通過率の高いおまとめローンは以下の9社と紹介されていました。
- ・SMBCモビット:おまとめローン
- ・アイフル:おまとめMAX
- ・プロミス:おまとめローン
- ・レイクALSA:アルサdeおまとめ
- ・中央リテール:おまとめローン
- ・ダイレクトワン:お借り換えローン
- ・いつも:おまとめローン
- ・オリックスクレジット:VIPフリーローン
一般社団法人債務整理メディア協会が運営するサイトについて
「司法書士メディア」を運営している
「一般社団法人債務整理メディア協会」をインターネットで検索すると、
神戸スマイル住宅整備のウェブサイトが出てきます。
サイト内の運営者情報によると、
「一般社団法人債務整理メディア協会」が運営者となっていました。
一般社団法人債務整理メディア協会が運営者となっているこちらのサイトでは、
- 借金の問題解決のためのカテゴリー
- 神戸市の支援サービス
- 快適なリフォーム方法
などの記事も掲載されており、さまざまな情報を得ることができます。
運営者情報を見ると、
【債務整理の案内所は借金返済が困難な方に向けて「債務整理」と言う視点で情報を提供し、悩みを解決することを目的に運営しております】
神戸スマイル住宅整備
と記載があるので、このサイトが「債務整理の案内所」になっているのかもしれません。
債務整理の案内所の中で、人気のある記事は基本的に債務整理に関するものになっています。
掲載されている記事の一部を紹介します。
借金減額シミュレーターに関する記事
「借金減額シミュレーター」とは、債務整理をしたときにどのくらい借金を減額できるかがわかるインターネット上のサービスです。
その記事では、借金減額シミュレーターを利用するメリットやデメリット、利用する際の流れがまとめられています。
匿名での利用も可能で、
- 借入金額
- 債務件数
- 毎月の返済額
- 借入期間
- 支払状況
- 電話番号
- メールアドレス
を回答するだけで、作業は終了です。
どのくらい借金が減額になるのかの回答は、司法書士事務所や弁護士事務所から連絡がくるので、そこで聞くことができます。
その際、どういった方法で借金の減額ができるのかも教えてもらうことができるのです。
債務整理についての記事
債務整理には、
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
といった種類がありますが、簡単に説明すると以下の通りです。
【任意整理】
裁判所を通さず、弁護士などの専門家に依頼をするだけで、短い期間で成果を得られます。
ただし、減額されるのは利息のみで、元本は減らないため、
支払金額が大幅には減らない可能性もあります。
【個人再生】
個人再生は、家などの財産を保持したまま大幅な借金減額をしてもらえる方法です。
ただし、きちんとした返済計画書を裁判所に提出し、
その計画に沿って原則として3年で借金を完済しなければいけません。
【自己破産】
すべての借金を0にしてしまう、いわば最終手段です。
メリットは多いですが、
「生活に最低限必要な財産以外を処分される」
「一部の公的資格を一定期間停止される」
といったデメリットも存在します。
債務整理におすすめの事務所12選
ここまでは、司法書士メディアやその運営サイトについて解説してきました。
債務整理に関する情報正確な情報を収集し、判断を下そうとする姿勢は非常に素晴らしいです。
ですが、債務整理をする場合にどの事務所へ依頼をするかです。
債務整理の経験が豊富な司法書士や弁護士がいる事務所へ相談・依頼ができれば、
あとは、依頼をした事務所のアドバイスに従うことで、適切に債務整理を進行することができるのです。
そこで、債務整理におすすめの事務所として11の弁護士事務所・司法書士事務所が挙げられています。
- ・司法書士法人赤瀬事務所
- ・ライズ綜合法律事務所
- ・弁護士法人響
- ・アヴァンス法務事務所
- ・サンク総合法律事務所
- ・はたの法務事務所
- ・東京ロータス法律事務所
- ・ひばり法律事務所
- ・司法書士法人杉山事務所
- ・ベリーベスト法律事務所
- ・天音綜合法律事務所
- ・アディーレ法律事務所
債務整理を依頼するなら弁護士、司法書士のどっちがいい?
債務整理の依頼をする際
「弁護士か司法書士のどちらに依頼をすればいいのか」
と迷ってしまう方も多いようです。
まず、1社ごとの債務額が大きい場合は、司法書士よりも弁護士事務所への依頼がおすすめです。
なぜなら、司法書士は1社に対する債務額が140万円を超える場合、業務ができないと法律で定められているためです。
そのため、1社あたりの元金が140万円を超えているケースでは弁護士事務所へ相談をすると依頼までがスムーズに行えるでしょう。
なお、140万円の制限対象はあくまで、1社ごとの元金です。
費用を抑えたいなら司法書士へ依頼するべき
債務整理の依頼費用を抑えたい方は司法書士事務所への依頼がおすすめです。
同じ債務整理費用でも、弁護士事務所と比べて司法書士事務所は料金設定が安いです。
司法書士事務所に依頼するほうが安い理由は、先に解説している通り、司法書士と弁護士では対応できる金額などに違いがあることにあります。
依頼費用をなるべく抑えたい、かつ1社あたりの債務額が140万円以下の方は司法書士への依頼がおすすめとなります。